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.\" $FreeBSD: doc/ja_JP.eucJP/man/man8/ndc.8,v 1.6 2001/05/14 01:09:52 horikawa Exp $
.Dd December 31, 1998
.Dt NDC 8
.Os BSD 4
.Sh 名称
.Nm ndc
.Nd ネームサーバデーモン制御プログラム
.Sh 書式
.Nm ndc
.Op Fl c Ar channel
.Op Fl l Ar localsock
.Op Fl p Ar pidfile
.Op Fl d
.Op Fl q
.Op Fl s
.Op Fl t
.Op Ar command
.Sh 解説
このコマンドを使用する事により、システム管理者はネームサーバを制御可能です。
.Ar command
を指定しないと、
.Ic ndc
は、EOF を読み込むまでの間コマンド入力を促します。
.Pp
オプションは次の通りです:
.Bl -tag -width Fl
.It Fl c Ar channel
制御チャネルのランデブポイントを指定します。
デフォルトは
.Pa /var/run/ndc
です (UNIX ドメインソケットであり、サーバのデフォルトの制御チャネルです)。
要求する制御チャネルが TCP/IP ソケットの場合、
.Ar channel
引数の書式は
.Sy ipaddr/port
になります (例えば
.Sy 127.0.0.1/54
は、ローカルホストの TCP ポート 54 になります。)
.It Fl l Ar localsock
本オプションは、クライアント側の制御チャネルを特定のアドレスに
.Xr bind 2
します。
特定のアドレス以外からの接続を拒否するように、サーバを設定可能です。
書式は
.Ar channel
のものと同じです (上述参照)。
.It Fl p Ar pidfile
古いネームサーバとの後方互換性のため、制御通信用に
.Ic ndc
は UNIX シグナルを使用可能です。
この機能は現在のネームサーバではオプションであり、いつかすべて消滅します。
使用可能な
.Ar command
の集合は、
シグナルによるインタフェースを使用した場合の方が狭いことに注意してください。
おそらく
.Ar pidfile
引数は
.Pa /var/run/named.pid
のようなものです。
.It Fl d
デバッグ出力を有効にします。主に開発者が興味を持つものです。
.It Fl q
プロンプトと結果のテキスト出力を抑制します。
.It Fl s
致命的でないエラー出力を抑制します。
.It Fl t
プロトコルとシステムのトレースを有効にします。
インストール時のデバッグに有用です。
.El
.Sh コマンド
いくつかのコマンドは
.Ic ndc
に組み込まれています。
ネームサーバがサポートする完全なコマンドセットは動的であり、これは
.Ar help
コマンド (後述参照) で確認できるはずです。
組み込みコマンドは次の通りです:
.Bl -tag -width Fl
.It Ar /help
組み込みコマンド用のヘルプを提供します。
.It Ar /exit
.Ic ndc
コマンドインタプリタから抜けます。
.It Ar /trace
トレース機能を切り替えます (前述の
.Fl t
の記述を参照)。
.It Ar /debug
デバッグ機能を切り替えます (前述の
.Fl d
の記述を参照)。
.It Ar /quiet
静寂機能を切り替えます (前述の
.Fl q
の記述を参照)。
.It Ar /silent
沈黙機能を切り替えます (前述の
.Fl s
の記述を参照)。
.El
.Sh 注釈
.Ar pidfile
モードで実行すると、
.Ar start
と
.Ar restart
のコマンドへの引数は、新しい
.Ic named
に対するコマンドラインとして渡されます。
.Ar channel
モードで実行すると、
.Ar start
コマンドは無く、
.Ar restart
コマンドは単にネームサーバに対して自己を
.Xr execvp 2
するよう通知します。
.Sh 作者
Paul Vixie (Internet Software Consortium)
.Sh 関連項目
.Xr named 8
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