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.TH NL 1 "7 October 2002" "GNU textutils 2.1"
.SH 名前
\fBsha1sum\fR \- SHA1 ハッシュチェックサムの計算と検証を行う
.SH 書式
.B sha1sum
.RB [ \-bctw ]
.RB [ \-\-binary ]
.RB [ \-\-check ]
.RB [ \-\-status ]
.RB [ \-\-text ]
.RB [ \-\-warn ]
.RI [ FILE... ]
.BR sha1sum " [" \-\-help "] [" \-\-version ]
.SH 説明
.B sha1sum
は
.I FILE
の SHA1 チェックサムの出力と検証を
.I FIPS-180-1
に基づいて行う。
.I FILE
が省略された場合、または
.RB ` \- '
が指定された場合は、標準入力が使われる。
.PP
計算したチェックサムを出力するときのフォーマットは、
各入力ファイル \fIFILE\fR について「SHA1 チェックサム・スペース・
ファイルタイプ文字 (バイナリは `*'、テキストは ` ')・
ファイル名」となっている。
これは \fB\-\-check\fR が想定するフォーマットである。
.PP
.SH オプション
.TP
.B \-b, \-\-binary
入力ファイル \fIFILE\fR をバイナリモードで読み込む。
Unix システムではバイナリファイルとテキストファイルを区別しないので、
このオプションは何も影響を及ぼさない。
DOS プラットフォーム上では、これがデフォルトである。
.TP
.B \-c, \-\-check
指定された \fIFILE\fR からファイル名とチェックサムを読み込み、
各ファイルと対応するチェックサムが正しいかを報告する。
\fb\-\-check\fR は \fBsha1sum\fR の出力と同じフォーマットを想定する。
.sp
.nf
例:
sha1sum *.sha1 > checksums.sha1
sha1sum \-\-check checksums.sha1
.fi
.TP
.B \-\t, \-\-text
入力ファイル \fIFILE\fR をテキストモードで読み込む。
.TP
.B \-w, \-\-warn
フォーマットが間違っているエントリに警告を出す。
\fB\-\-check\fR とともに使うときにのみ機能する。
.TP
.B \-\-status
表示を抑制し、ステータスコードを返して終了する。
警告とチェックサムの不一致は省略されるが、
ファイルのオープンや読み込みといった操作におけるエラーは表示される。
正常終了コード 0 は、
全てのチェックを通過してエラーが起らなかった場合にのみ返される。
それ以外の場合は、0 以外の値が返される。
.TP
.B "\-\-help"
標準出力に使用方法のメッセージを出力して正常終了する。
.TP
.B "\-\-version"
標準出力にバージョン情報を出力して正常終了する。
.SH 注意
バグは bug-textutils@gnu.org へ報告してください。
.br
この man ページは Ragnar Hojland Espinosa
<ragnar@ragnar-hojland.com> が書いた。
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