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.\" Japanese Version Copyright (c) 2003 Akihiro MOTOKI
.\" all rights reserved.
.\" Translated Tue Jul 8 01:44:54 JST 2003
.\" by Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
.\"
.TH GETPT 3 2014\-04\-01 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
getpt \- 擬似端末マスタ (PTM) をオープンする
.SH 書式
.nf
\fB#define _GNU_SOURCE\fP /* feature_test_macros(7) 参照 */
\fB#include <stdlib.h>\fP
.sp
\fBint getpt(void);\fP
.fi
.SH 説明
\fBgetpt\fP() は、擬似端末マスタをオープンし、そのファイルディスクリプターを返す。 これは、 Linux システムにおいては
.nf
open(/dev/ptmx, O_RDWR | O_NOCTTY);
.fi
と等価である。但し、 GNU Libc を使用していても、 擬似端末マスタがどこか他の場所にあるシステムもある。
.SH 返り値
成功した場合、 \fBgetpt\fP() はオープンしたファイルのディスクリプターを返す。 そうでない場合、\-1 を返し、 \fIerrno\fP
にエラーを示す値がセットされる。
.SH エラー
\fBgetpt\fP() は \fBopen\fP(2) で説明されている種々のエラーで失敗する可能性がある。
.SH バージョン
\fBgetpt\fP() は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。
.SH 属性
.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
\fBgetpt\fP() 関数はスレッドセーフである。
.SH 準拠
\fBgetpt\fP() は glibc 独自である。代わりに \fBposix_openpt\fP(3) を使用すること。
.SH 関連項目
\fBgrantpt\fP(3), \fBposix_openpt\fP(3), \fBptsname\fP(3), \fBunlockpt\fP(3),
\fBptmx\fP(4), \fBpty\fP(7)
.SH この文書について
この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。
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