1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260
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.\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.44.1.
.TH DATE "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
date \- システムの日付や時刻の表示、設定を行う
.SH 書式
.B date
[\fIOPTION\fR]... [\fI+FORMAT\fR]
.br
.B date
[\fI-u|--utc|--universal\fR] [\fIMMDDhhmm\fR[[\fICC\fR]\fIYY\fR][\fI.ss\fR]]
.SH 説明
.\" Add any additional description here
.PP
指定された FORMAT で現在時刻を表示します。またはシステム時刻を設定します。
.PP
長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
.TP
\fB\-d\fR, \fB\-\-date\fR=\fISTRING\fR
現在時刻ではなく STRING で指定された時刻を表示する
.TP
\fB\-f\fR, \fB\-\-file\fR=\fIDATEFILE\fR
DATEFILE の各行に対して \fB\-\-date\fR と同様に動作する
.TP
\fB\-I[FMT]\fR, \fB\-\-iso\-8601\fR[=\fIFMT\fR]
日付/時刻を ISO 8601 形式で出力する。
FMT は日付と時刻の表示精度で、
\&'date', 'hours', 'minutes', 'seconds', 'ns' が指定できる。
\&'date' がデフォルトで、日付のみを出力する。
例: 2006\-08\-14T02:34:56\-0600
.TP
\fB\-R\fR, \fB\-\-rfc\-2822\fR
RFC 2822 形式で日付と時刻を出力する
例: Mon, 14 Aug 2006 02:34:56 \fB\-0600\fR
.TP
\fB\-\-rfc\-3339\fR=\fIFMT\fR
RFC 3339 形式で日付と時刻を出力する
FMT は日付と時刻の表示精度で、
\&'date', 'seconds', 'ns' が使用できる。
例: 2006\-08\-14 02:34:56\-06:00
.TP
\fB\-r\fR, \fB\-\-reference\fR=\fIFILE\fR
FILE の最終変更時刻を表示する
.TP
\fB\-s\fR, \fB\-\-set\fR=\fISTRING\fR
STRING で指定される時間に設定する
.TP
\fB\-u\fR, \fB\-\-utc\fR, \fB\-\-universal\fR
協定標準時 (Coordinated Universal Time) を表示、設定する
.TP
\fB\-\-help\fR
この使い方を表示して終了する
.TP
\fB\-\-version\fR
バージョン情報を表示して終了する
.PP
FORMAT で出力を制御します。解釈される文字列は次の通りです。
.TP
%%
文字 %
.TP
%a
ロケール表示による曜日の省略名 (例: Sun、日)
.TP
%A
ロケール表示での曜日の完全名 (例: Sunday、日曜日)
.TP
%b
ロケール表示での月の省略名 (例: Jan)
.TP
%B
ロケール表示での月の完全名 (例: January)
.TP
%c
ロケール表示での日付と時刻 (例: Thu Mar 3 23:05:25 2005)
.TP
%C
世紀。%Y と同様だが下2桁が省略される (例: 20)
.TP
%d
月の中の何日目かを表す値 (例: 01)
.TP
%D
日付。 %m/%d/%y と同様
.TP
%e
スペースで字幅調整された月の中の何日目かを表す値。%_d と同様
.TP
%F
完全形式の日付。 %Y\-%m\-%d と同様
.TP
%g
ISO 週番号の最後の2桁 (%G 参照)
.TP
%G
ISO 週番号の年部分 (%V 参照)。通常は %V と同時に使用される
.TP
%h
%b と同様
.TP
%H
時 (00..23)
.TP
%I
時 (01..12)
.TP
%j
年の開始日からの日数 (001..366)
.TP
%k
スペース詰めの時 ( 0..23)。 %_H と同様
.TP
%l
スペース詰めの時 ( 1..12)。 %_I と同様
.TP
%m
月 (01..12)
.TP
%M
分 (00..59)
.TP
%n
改行
.TP
%N
ナノ秒 (000000000..999999999)
.TP
%p
AM または PM のロケールでの表示。不明な場合は空白
.TP
%P
%p と同様だが、小文字で表示する
.TP
%r
ロケール12時間表示での時刻 (例 11:11:04 PM)
.TP
%R
24時間表示での時および分。%H:%M と同様
.TP
%s
1970\-01\-01 00:00:00 UTC からの秒数
.TP
%S
秒 (00..60)
.TP
%t
水平タブ
.TP
%T
時刻。%H:%M:%S と同様
.TP
%u
週の何日目かを表す値 (1..7); 1 が月曜日
.TP
%U
日曜日を週初めとした週番号 (00..53)
.TP
%V
ISO 週番号。月曜日を週初めとする (01..53)
.TP
%w
週の何日目かを表す値 (0..6); 0 を日曜日とする
.TP
%W
月曜日を週初めとした週番号 (00..53)
.TP
%x
ロケール表示での日付 (例: 12/31/99)
.TP
%X
ロケール表示での時刻 (例: 23:13:48)
.TP
%y
西暦での年の下2桁 (00..99)
.TP
%Y
年
.TP
%z
+hhmm 形式でのタイムゾーン (例: \fB\-0400\fR)
.TP
%:z
+hh:mm 形式でのタイムゾーン (例: \fB\-04\fR:00)
.TP
%::z
+hh:mm:ss 形式でのタイムゾーン (例: \fB\-04\fR:00:00)
.TP
%:::z
必要な精度に応じて : が使用されるタイムゾーン表示 (例: \fB\-04\fR, +05:30)
.TP
%Z
英字でのタイムゾーン省略形 (例: EDT)
.PP
デフォルトでは0で日付の空白部分が埋められます。
次のオプションフラグを '%' の後に続けることができます:
.TP
\-
(ハイフン) フィールドの空白を埋めない
.TP
_
(アンダースコア) フィールドの空白をスペースで埋める
.TP
0
(ゼロ) フィールドの空白を0で埋める
.TP
^
可能な場合は大文字を使用する
.TP
#
可能な場合は小文字を使用する
.PP
フラグの後にオプションでフィールド幅を10 進数で指定できます。その後にオプションで
以下のいずれかの修飾辞を指定できます。
E はロケールで代替の表記が利用可能な時には代替表記を利用します。
O はロケールで代替の数字が利用可能なときには代替数字を利用します。
.SH 例
紀元 (Epoch; 1970\-01\-01 UTC) からの秒数を日時に変換する場合
.IP
\f(CW$ date --date='@2147483647'\fR
.PP
米国西海岸のタイムゾーンで日時を表示する場合 (TZ を探すには tzselect(1) を使用します)
.IP
\f(CW$ TZ='America/Los_Angeles' date\fR
.PP
ローカル時間の次の金曜日午前9時を米国西海岸のタイムゾーンで表示する場合
.IP
\f(CW$ date --date='TZ="America/Los_Angeles" 09:00 next Fri'\fR
.PP
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
date の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/date> にあります。
ローカルでは info '(coreutils) date invocation' で参照できます。
.SH "DATE STRING"
.\" NOTE: keep this paragraph in sync with the one in touch.x
\-\-date=STRING は、ほぼフリーフォーマットで人間が読みやすい日付文字列です。
"Sun, 29 Feb 2004 16:21:42 \-0800" や "2004\-02\-29 16:21:42" などが使用でき、
"next Thursday" といった指定もできます。
日付文字列には、カレンダーの日付、1 日の時刻、タイムゾーン、
週の曜日、相対的な時刻、相対的な日付、数字を表す要素を含めることができます。
空の文字列は、その日の最初を示しします。
日付文字列の書式は、ここで説明できるほど簡単ではないが、
info 文書には完全な説明が載っています。
.SH 作者
作者 David MacKenzie。
.SH 著作権
Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
.br
This is free software: you are free to change and redistribute it.
There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
.SH 関連項目
.B date
の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
.B info
および
.B date
のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
.IP
.B info date
.PP
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
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