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.\"
.TH ATALK 4 "17 Dec 1991" "netatalk 1.2"
.SH 名前
atalk \- AppleTalk プロトコルファミリー
.SH 書式
.B #include <sys/types.h>
.br
.B #include <netatalk/at.h>
.SH 説明
AppleTalk プロトコルファミリーは、
データグラム配送プロトコル (Datagram Delivery Protocol, DDP) の
上位層のプロトコルの集合で、AppleTalk アドレスフォーマットを使う。
AppleTalk ファミリーは SOCK_STREAM (ADSP), SOCK_DGRAM
(DDP), SOCK_RDM (ATP), SOCK_SEQPACKET (ASP) を提供する。
現在のところカーネルには DDP のみが実装されている。
ATP と ASP はユーザーレベルのライブラリで実装されている。
ADSP の実装も計画されている。
.SH アドレッシング
AppleTalk アドレスは 3 バイトの大きさで、
ネットワークバイトオーダーで格納される。
インクルードファイル
.RB < netatalk/at.h >
で AppleTalk アドレスフォーマットが定義されている。
.LP
AppleTalk プロトコルファミリーのソケットは、以下のアドレス構造体を使う。
.sp 1
.RS
.nf
struct sockaddr_at {
short sat_family;
u_char sat_port;
struct at_addr sat_addr;
char sat_zero[ 8 ];
};
.fi
.RE
.sp 1
ソケットのポートは
.BR bind (2)
によって設定できる。
.B bind
のノードは常に、「そのノード」を表す
.B ATADDR_ANYNODE
でなければならない。
ネットは
.B ATADDR_ANYNET
または
.B ATADDR_LATENET
である。
.B ATADDR_ANYNET
はマシンの (最初に設定される)「プライマリ」アドレスに対応する。
.B ATADDR_LATENET
になっていると、送信パケットのアドレスは送信時に決定される。
すなわち、後 (late) で決まる。
.B ATADDR_LATENET
は、各ネットワークインターフェースに対して
ひとつずつソケットをオープンすることと等価である。
ソケットのポートと、プライマリアドレスまたは
.B ATADDR_LATENET
の一方が
.BR getsockname (2)
によって返される。
.SH 関連項目
.\" .BR ddp (4P),
.\" .BR atp (3N),
.\" .BR asp (3N),
.BR bind (2),
.BR getsockname (2),
.BR atalkd (8).
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