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.\" -*- nroff -*-
.\" Copyright 1996-2004 Hans Reiser.
.\"
.\" Japanese Version Copyright (c) 2001-2005 Yuichi SATO
.\" all rights reserved.
.\" Translated Mon Apr 9 18:43:34 JST 2001
.\" by Yuichi SATO <ysato@h4.dion.ne.jp>
.\" Updated & Modified Thu May 9 01:32:15 JST 2002 by Yuichi SATO
.\" Updated & Modified Sat May 8 13:46:51 JST 2004
.\" by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
.\" Updated & Modified Sat Mar 5 23:48:58 JST 2005 by Yuichi SATO
.\"
.\"WORD:
.\"
.TH RESIZE_REISERFS 8 "January 2004" "Reiserfsprogs-3.6.19"
.SH 名前
resize_reiserfs \- ReiserFS ファイルシステムのサイズ変更ツール
.SH 書式
.BR resize_reiserfs
[
.B \-s
.IR \fR[\fB+\fR|\fB\- ]\fIsize\fR[\fBK\fR|\fBM\fR|\fBG\fR]
] [
.B \-j
.IR \fR\fIdev
] [
.B \-fqv
]
.I device
.SH 説明
.B resize_reiserfs
はアンマウントされている reiserfs ファイルシステムのサイズを変更する。
このツールは
.I device
上にある reiserfs ファイルシステムを拡大または縮小し、
.I size
バイトにする。
プレフィックス + または \- を使った場合、
.I size
には増減するバイト数を指定する。
.B \-s
オプションが指定されない場合、
指定されたデバイスを最大限に使うようにサイズが変更される。
.I size
パラメータには単位 (modifier)
.BR K ", " M ", " G
を付けることができる。
これらの単位は、
.I size
パラメータがそれぞれキロ・メガ・ギガバイトで与えられることを意味する。
.PP
.B resize_reiserfs
はデバイスのサイズを操作しない。
ファイルシステムを拡大したいと思うなら、
まず最初にファイルシステムのあるデバイスを拡大しなければならない。
これは、パーティションに対して
.BR cfdisk (8)
を使うことにより可能である。
パーティションを削除して、さらに大きいサイズで再作成すればよい
(該当するパーティションの
.I 後に
空き領域があることを仮定している)。
以前と同じ開始ディスクシリンダで
パーティションを「再」作成すること!
さもなければ、サイズの変更操作は間違いなくうまく行かず、
ファイルシステム全体を失ってしまうだろう。
.PP
ブロックデバイス
.I device
に空き領域がある場合、
.B resize_reiserfs
は reiserfs をオンラインで拡大することができる。
.PP
reiserfs パーティションを縮小したいと思うなら、
まず最初にファイルシステムを縮小するために
.B resize_reiserfs
を使うこと。
その後で、デバイスを縮小するために
.BR cfdisk (8)
を使うこと。
デバイスのサイズを縮小するときは、
縮小した reiserfs ファイルシステムのサイズより小さくない点を確認すること。
.SH オプション
.TP
.BR \-s\ [+|\-]\fIsize
新しいサイズをバイト単位で設定する。
.TP
.BR \-j\ \fIdev
ジャーナルデバイス名を設定する。
.TP
.BR \-f
チェックを行わないように強制する。
.TP
.BR \-q
エラーメッセージ以外、何も表示しない。
.TP
.BR \-v
追加で表示される進捗状況メッセージを有効にする (デフォルト)。
.SH 返り値
0 サイズ変更に成功した。
.TP
\-1 サイズ変更に失敗した。
.SH 例
以下の例は
.B resize_reiserfs
をテストする方法を示している。
2GB の reiserfs ファイルシステムがデバイス /dev/hda8 上に作成され、
/mnt にマウントされているものと仮定する。
デバイスを縮小するには、最初にデバイスをアンマウントしなければならない。
次に、
.B resize_reiserfs
を
.I size
パラメータ (この場合は -1G) をつけて実行する。
.PP
\ df
.br
\ umount /mnt
.br
\ resize_reiserfs -s -1G /dev/hda8
.br
\ mount /dev/hda8 /mnt
.br
\ df /mnt
.SH 著者
このバージョンの
.B resize_reiserfs
は Alexander Zarochentcev <zam@namesys.com> によって書かれた。
.SH バグ
バグは、できる限り多くの情報 (ハードウェア・カーネル・パッチ・設定・
表示された全てのメッセージ) とともに、
ReiserFS の開発者 <reiserfs-dev@namesys.com> に報告してほしい。
関連する情報があるかもしれないので syslog を調べてほしい。
.SH 関連項目
.BR cfdisk (8),
.BR reiserfsck (8),
.BR debugreiserfs (8)
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