1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102
|
.\"
.\" Japanese Version Copyright (c) 2001 Yuichi SATO
.\" all rights reserved.
.\" Translated Thu Mar 15 17:05:39 JST 2001
.\" by Yuichi SATO <sato@complex.eng.hokudai.ac.jp>
.\"
.TH SNMPGET 1 "01 Dec 2000"
.UC 4
.SH 名前
snmpconf - snmp の設定ファイルを作成・修正する
.SH 書式
snmpconf [options] [fileToCreate]
.IP "次の書式で開始する:"
snmpconf -g basic_setup
.IP "または、単に次のようにする:"
snmpconf
.SH 説明
snmpconf は簡単な perl スクリプトで、
設定ファイルの設定を段階を踏んで簡単に行う。
かなり容易に使えるだろう。
実行して質問に答えるだけでよい。
.PP
デフォルトモードの操作では、
ユーザーにメニューを出し、このプログラムで操作できる
いろいろな設定ファイルのセクションを示す。
ユーザーがセクションを選択すると、サブメニューが表示され、
そのセクションで作成されるトークンの説明の一覧を示す。
説明が選択されると、ユーザーに質問のプロンプトを出し、
問題とされている設定行を作成する。
.PP
最終的に、ユーザーがプログラムを終了すると、
ユーザーが編集した全ての設定ファイルは、
コメントを加えてローカルディレクトリに保存される。
.PP
特に便利なオプションは、
ユーザーに対して、指定した設定の質問を行う -g スイッチである。
例えば、
.B "snmpconf -g basic_setup"
を実行せよ。
.SH オプション
.IP -f
もし望むならば、ユーザーにプロンプトを出さずに、
カレントディレクトリに既にあるファイルを強制的に上書きする。
.IP -i
終了したときに、グローバルシステムコマンドが探す場所に
ファイルをインストールする。
.IP -p
終了したときに、ユーザーのホームディレクトリにある
\&.snmp サブディレクトリにファイルをインストールする。
.IP "-I DIRECTORY"
終了したときに、ディレクトリ DIRECTORY にファイルをインストールする。
.IP -a
質問をしない。
既知のいろいろな設定ファイルを読み込み、再び書き出すだけである。
設定ファイルに「自動的コメント」を行うという効果がある。
下記の
.I 「さらなる方法」
のセクションを参照すること。
.IP "-r all|none"
見つかった設定ファイルを全て読み込む、または全く読み込まない。
通常 snmpconf は、どのファイルを読み込みたいかを尋ねる。
これらの設定ファイルを読み込むと、尋ねられた質問の結果とマージされる。
.IP "-R file,..."
指定した設定ファイルの一覧を読み込む。
.IP "-g groupname"
設定エントリのグループが作成される。
このグループは、初期設定ファイルを作成するために、
ユーザーに一連の質問を行うために使われる。
方針を指示するメニューはなく、質問の一覧だけがある。
良い例として
.B "snmpconf -g basic_setup"
を実行してみよ。
.IP -G
全ての既知の (設定エントリ) グループを一覧する。
.IP "-c configdir"
snmpconf は、尋ねるべき質問とそのファイルを知るために、
設定情報のあるディレクトリを使う。
このオプションにより、snmpconf はそれ自身を設定するために
別の (ここで指定された) ディレクトリを使う。
.IP -q
いくらか出力を抑えて実行する。
これは対話的なプログラムなので、このオプションは推奨しない。
なぜなら、このオプションは助けになるように設計された
出力からの情報を削除してしまうだけだからである。
.IP -d
「たくさんの」デバッグ出力を有効にする。
.IP -D
より多くのデバッグ出力を perl 変数ダンプの形式で追加する。
.IP
.SH さらなる方法
.IP "snmpconf -g basic_setup"
このコマンドに付いて既に十分に述べただろうか?
これは snmpd デーモンの初期設定を大まかにするために設計されている。
実際に実行してみるべきである。
.IP "snmpconf -R /usr/local/snmp/snmpd.conf -a -f snmpd.conf"
(例えば) snmpd.conf ファイルを読み込んで、
各トークンが行うことを説明したコメントを追加する。
試してみよ。素晴らしい。
.SH 注意
snmpconf はとても包括的なユーティリティで、
全ての設定ファイルの作成を助けて、簡単に設定できるだろう。
ファイルのデフォルトの設定セットは snmp ベースのものである。
|