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.\" Japanese Version Copyright (c) 1998, 1999 NAKANO Takeo all rights reserved.
.\" Translated Mon 23 Nov 1998 by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
.\" Updated Fri 22 Oct 1999 by NAKANO Takeo
.\"
.TH MAKEDBM 8 "August 2001" "YP Server"
.SH 名前
makedbm \- ypserv のデーターベースファイルを生成/ダンプする
.SH 書式
\fB/usr/lib/yp/makedbm\fP [ \fB\-a\fP | \fB\-r\fP ] [ \fB\-b\fP ] [ \fB\-c\fP ] [ \fB\-s\fP ] [
\fB\-l\fP ] [ \fB\-i\fP\fI YP_INPUT_NAME\fP ] [ \fB\-o\fP\fI YP_OUTPUT_NAME\fP ] [ \fB\-m\fP\fI
YP_MASTER_NAME\fP ] \fIinputfile\fP \fIdbname\fP
.br
\fB/usr/lib/yp/makedbm\fP \fB\-u\fP\fI dbname\fP
.br
\fB/usr/lib/yp/makedbm\fP \fB\-c\fP
.br
\fB/usr/lib/yp/makedbm\fP \fB\-\-version\fP
.SH 説明
\fBmakedbm\fP は入力ファイルを ypserv のデーターベースファイルに変換する。 現在は GDBM
のデーターベースを用いている。入力ファイルの それぞれの行は一つのレコードに変換される。最初に現われるタブまたはスペース
までの文字がキーとなり、行の残りの部分がデータとなる。 \fBmakedbm\fP は `#' に特殊な取り扱いはしない。
.SH オプション
.TP
\fB\-a\fP
メイルエイリアス用の特殊なサポートを提供する。これを指定しないと sendmail 用に \fBmakedbm\fP を用いることはできない。
sendmail が db を用いるのに対し、 ypserv では gdbm データーベースフォーマットを用いているからである。
.TP
\fB\-b\fP
出力に \fBYP_INTERDOMAIN\fP を挿入する。このキーを入れると、 \fBypserv\fP(8)
はマップに見つからなかったホスト名のアドレス検索に \fBDNS\fP を用いる。
.TP
\fB\-c\fP
ローカルの \fBypserv\fP(8) に \fBYPROC_CLEAR\fP を送る。 ypserv はすべてのキャッシュエントリを無効にする。
.TP
\fB\-l\fP
与えられたマップのキーを小文字に変換する。
.TP
\fB\-i\fP\fI YP_INPUT_NAME\fP
\fBYP_INPUT_NAME\fP というキーを持った特殊なエントリを生成する。
.TP
\fB\-m\fP\fI YP_MASTER_NAME\fP
\fBYP_MASTER_NAME\fP というキーを持った特殊なエントリを生成する。 マスターとなるホスト名が指定されない場合は、
\fBYP_MASTER_NAME\fP はローカルのホスト名にセットされる。
.TP
\fB\-o\fP\fI YP_OUTPUT_NAME\fP
\fBYP_OUTPUT_NAME\fP というキーを持った特殊なエントリを生成する。
.TP
\fB\-r\fP
`#' をコメントのサインとみなし、コメント行を削除する。
.TP
\fB\-s\fP
安全なマップを生成する。安全な NIS ネットワーク (特権ポート) からの接続のみを許可する
.TP
\fB\-u\fP\fI dbname\fP
ypserv のデーターベースファイルをダンプする。 ファイルはテキストフォーマットで出力され、一つのエントリが一行になる。
キーと値はスペース一つで区切られる。
.TP
\fB\-\-no\-limit\-check\fP
NIS キーとデータリミットをチェックしない。
.SH 関連項目
\fBypserv\fP(8)
.SH 作者
\fBmakedbm\fP は Thorsten Kukuk <kukuk@suse.de> によって書かれた。
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