<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<!-- $Revision: 1.15 $ -->
 <reference id="ref.ifx">
  <title>Informix 関数</title>
  <titleabbrev>Informix</titleabbrev>

  <partintro>
   <para>
    Informix (IDS) 7.x, SE 7.x, Universal Server (IUS) 9.x ,IDS 2000 
    用のInformixドライバは、informix拡張機能用ディレクトリの"ifx.ec"
    および"php3_ifx.h"に実装されています。 
    IDS 7.xのサポートは、BYTEおよびTEXTカラムを完全にサポートしており、
    完成度はかなり高いです。
    IUS 9.xのサポートは、部分的に完成しています。つまり、
    新しいデータ型はサポートされていますが、SLOBおよびCLOBのサポートについては
    まだ作業中です。
   </para>
   <note>
    <title>設定に関する注意</title>
    <para>
     PHP Informix ドライバをコンパイルするには、何らかのバージョンのESQL/C
     が必要です。7.2x以降のバージョンに付属するESQL/Cは問題なく使用できます。
     現在では、ESQL/CはInformixクライアントSDKに含まれています。
    </para>
    <para>
     "configure" スクリプトを実行する前に、必ず"INFORMIXDIR" 変数を設定し、
     PATHに$INFORMIXDIR/bin を設定しておいてください。
    </para>
    <para> 
     "configure --with_informix=yes" を実行した場合、
     configure スクリプトは、ライブラリおよびインクルードディレクトリを
     自動検出します。
     環境変数 "IFX_LIBDIR", "IFX_LIBS", "IFX_INCDIR" を指定することにより、
     この検出結果を上書きすることが可能です。
     configure スクリプトは、Informix サーバーのバージョンを検出しようと
     もします。
     Informix のバージョンが 9.00 以上である場合、条件コンパイル用変数
     "HAVE_IFX_IUS" が設定されます。
    </para>
   </note>
   <note>
    <title>実行時に考慮すべき点</title>
    <para>
     Informix用環境変数INFORMIXDIRおよびINFORMIXSERVERがPHP ifxドライバ
     で利用可能であり、INFORMIXのバイナリがあるディレクトリにパスが
     通っていることを確認して下さい。テストを始める前に
     <function>phpinfo()</function>と書いたスクリプトを実行し、
     これを確認して下さい。
     <function>phpinfo()</function> があるスクリプトは、これらの環境変数
     の一覧を出力します。これは、CGI版のPHPおよびApache mod_phpで共に
     行われます。これらの環境変数はApacheのスタートアップスクリプトで設定
     する必要があります。
    </para>
    <para>
     また、Informix共有ライブラリがローダーで利用可能である必要があります。
     (LD_LINBRARY_PATHまたはld.so.conf/ldconfigを確認して下さい)
    </para>
   </note>
   <note>
    <title>BLOB (TEXT および BYTE カラム)の使用に関する注意</title>
    <para>
     通常、BLOB はBLOB ID により指定されます。
     select クエリーは、BYTE および TEXT カラム毎に "blob id" を返します。
     ( "ifx_blobinfile(0);" により) メモリー上で BLOB を得ることを選択した場合、
     "string_var = ifx_get_blob($blob_id);"  で内容を得ることができます。
     ファイルから BLOB カラムの内容を取得したい場合、
     "ifx_blobinfile(1);" を使用して下さい。
     "ifx_get_blob($blob_id);" によりファイル名を得ることができます。
     BLOB の内容を得る際には、通常のファイル入出力を行ってください。
    </para>
    <para>
     insert/update クエリーに関しては、
     "ifx_create_blob(..);" により自分で "blob id" を作成する必要があります。
     その後、blob id を配列に代入し、
     クエリー文字列の中の blob カラムを疑問符 (?) で置換します。
     updates/inserts の場合、ifx_update_blob(...) で blob の内容を設定する
     のが便利でしょう。
    </para>
    <para>
     BLOB カラムの動作は、設定用変数で変更することができます。
     これらの変数は、実行時にも設定可能です。
    </para>
    <para>
    </para>
    <para>
     設定変数 : ifx.textasvarchar
    </para>
    <para>
     設定変数 : ifx.byteasvarchar
    </para>
    <para>
    </para>
    <para>
     ランタイム関数 :
    </para>
    <para>
     ifx_textasvarchar(0) : TEXT カラムを有する select クエリーに blob
     id を使用する
    </para>
    <para>
     ifx_byteasvarchar(0) : BYTE カラムを有する select クエリーに blob
     id を使用する
    </para>
    <para>
     ifx_textasvarchar(1) : TEXTカラムをVARCHARカラムとして返します。
     このため、selectクエリーにおいてblob idを使用する必要はありません。
    </para>
    <para>
     ifx_byteasvarchar(1) : BYTEカラムをVARCHARカラムとして返します。
     このため、selectクエリーにおいてblob idを使用する必要はありません。
    </para>
    <para>
    </para>
    <para>
     設定変数 : ifx.blobinfile
    </para>
    <para>
     ランタイム関数 :
    </para>
    <para>
     ifx_blobinfile_mode(0) : メモリーに BYTE カラムを返す, blob id によ
     りその内容を取り出す
    </para>
    <para>
     ifx_blobinfile_mode(1) : メモリーに BYTE カラムを返す, blob id によ
     りそのファイル名を取り出す
    </para>
    <para>
     ifx_text/byteasvarchar を 1 に設定した場合、
     通常の(しかしやや長い) VARCHAR フィールドのように
     select クエリーで TEXT や BYTE カラムを使用することが可能です。
     全ての文字列は、PHP で "数えられる" ので、これにより、"バイナリ・セー
     フ"が維持されます。
     これを正しく処理するのはあなた次第です。
     返されるデータには何でも含むことができますが、その内容について
     責任を負うことになります。
    </para>
    <para>
     ifx_blobinfile を 1 に設定した場合、blob の内容を得るために
     ifx_get_blob(..) により返されたファイル名を使用して下さい。
     この場合、行を取得する際に Informix により作成されたテンポラリファイル
     を削除する責任があります。取得された新規の行は、BYTE カラム毎に新
     規のテンポラリファイルを作成します。
    </para>
    <para>
     テンポラリファイルの位置は、環境変数 "blobdir" により設定すること
     ができます。デフォルトは、"." (カレントディレクトリ)です。
     putenv(blobdir="tmpblob"); のようにすることにより、誤って残ってし
     まったテンポラリファイルを削除することが容易になります。(テンポラ
     リファイルの名前は "blb" で始まります)
   </para>
   </note>
   <note>
    <title>自動的に "char" (SQLCHAR および SQLNCHAR) データを取り去る</title>
    <para>
     これは、次の設定変数により設定することが可能です。
    </para>
    <para>
     ifx.charasvarchar : 最後尾のスペースを何らかの削除処理を行わずに
     自動的に取り去る場合に1に設定します。
    </para>
   </note>
   <note>
    <title>&null; 値</title>
    <para>
     設定変数 ifx.nullformat (およびランタイム関数
     <function>ifx_nullformat</function>) を&true;に設定した場合、文字列
     "&null;" として &null; カラムを返します。&false;に設定した場合は空文字
     列を返します。これにより、&null;カラムと空のカラムを識別することが
     可能となります。
    </para>
   </note>
  </partintro>
  
  <refentry id="function.ifx-connect">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_connect</refname>
    <refpurpose>Informix サーバーへの接続をオープンする</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_connect</methodname>
      <methodparam><type>string</type><parameter>
	<replaceable><optional>database</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
      <methodparam><type>string</type><parameter>
	<replaceable><optional>userid</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
      <methodparam><type>string</type><parameter>
	<replaceable><optional>password</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para> 
     成功時に接続 ID を、エラー時に &false; を返します。
    </para>
    <para> 
     <function>ifx_connect</function> は、Informix サーバーへの接続を
     確立します。全ての引数はオプションであり、指定されない場合には、
     <link linkend="configuration.file">設定ファイル</link>にて指定された値
     がデフォルト値として設定されます。
     (ホストに関して ifx.default_host (定義されていない場合、Informix 
     ライブラリは、環境変数<envar>INFORMIXSERVER</envar>を参照します)
     , ユーザーに関して ifx.default_user, 
     パスワードに関して ifx.default_password (定義されていない場合は無し)
     となります。
    </para>
    <para>
     同じ引数で 
     <function>ifx_connect</function> を2回目にコールした際には、
     新規のリンクは確立されず、代わりに既にオープンされたリンクの
     リンク ID が返されます。
    </para>
    <para> 
     サーバーへのリンクは、<function>ifx_close</function> のコールに
     より明示的に事前に閉じない限り、スクリプトの実行終了直後に閉じられます。
    </para>
    <para> 
     <function>ifx_pconnect</function>,
     <function>ifx_close</function> も参照下さい。
     <example>
      <title>Informix データベースへの接続</title>
      <programlisting role="php">
<![CDATA[
$conn_id = ifx_connect ("mydb@ol_srv1", "imyself", "mypassword");
]]>
      </programlisting>
     </example>
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>
  
  <refentry id="function.ifx-pconnect">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_pconnect</refname>
    <refpurpose>持続的 Informix 接続をオープンする</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_pconnect</methodname>
      <methodparam><type>string</type><parameter>
	<replaceable><optional>database</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
      <methodparam><type>string</type><parameter>
	<replaceable><optional>userid</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
      <methodparam><type>string</type><parameter>
	<replaceable><optional>password</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para> 
     返り値: 成功時に正の Informix 持続的リンク ID 、エラー時に &false;
    </para>
    <para>
     <function>ifx_pconnect</function> は、二つの大きな違いはあるものの、
     <function>ifx_connect</function> と非常に似た動作をします。
    </para>
    <para> 
     この関数は、PHP が Apache モジュールとして実行されていない場合、
     <function>ifx_connect</function> とほとんど似た動作をします。
     まず、接続時に、関数は、既にオープンされている同じホスト、ユーザ名、
     パスワード の(持続的)リンク探します。
     そのリンクが見つかった場合、新規に接続をオープンする代わりに
     おの ID が返されます。
    </para>
    <para> 
     第二に、SQL サーバーへの接続は、スクリプトの実行終了時に閉じられません。
     代わりにリンクは、後の使用のためにオープンされたままとなります。
     (<function>ifx_close</function> は <function>ifx_pconnect</function>
     により確立されたリンクを閉じません。)
    </para>
    <para> 
     この型のリンクは、このため、'持続的' であると呼ばれます。
    </para>
    <para>
     <function>ifx_connect</function> も参照下さい。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-close">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_close</refname>
    <refpurpose>Informix 接続を閉じる</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_close</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>
	<replaceable><optional>link_identifier</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     返り値: 常に &true;。
    </para>
    <para> 
     <function>ifx_close</function> は、
     指定したリンク ID が関連する Informix データベースへの接続を
     閉じます。
     リンク ID が指定されない場合、最後にオープンされたリンクが仮定されます。
    </para>
    <para> 
     非持続的関数としてオープンされたリンクはスクリプトの実行終了時に
     自動的に閉じられるため、
     この関数は通常の場合は必要ではないことに注意して下さい。
    </para>
    <para> 
     <function>ifx_close</function> は、<function>ifx_pconnect</function>
     により作成された持続的リンクは閉じません。
    </para>
    <para> 
     <function>ifx_connect</function>, 
     <function>ifx_pconnect</function> も参照下さい。
     <example>
      <title>Informix 接続を閉じる</title>
      <programlisting role="php">
<![CDATA[
$conn_id = ifx_connect (mydb@ol_srv, "itsme", "mypassword");
... クエリー等を実行 ...
ifx_close($conn_id);
]]>
      </programlisting>
     </example>
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-query">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_query</refname>
    <refpurpose>Informix クエリーを送信する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_query</methodname>
      <methodparam><type>string</type><parameter>query</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>int</type><parameter>
	<replaceable><optional>link_identifier</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
      <methodparam><type>int</type><parameter>
	<replaceable><optional>cursor_type</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
      <methodparam><type>mixed</type><parameter>
	<replaceable><optional>blobidarray</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para> 
     返り値: 成功時に正の Informix 結果 ID、エラー時に &false;
    </para>
    <para> 
     リソース "result_id" は、クエリー結果を取得するために
     他の関数により使用されます。
     <function>ifx_affected_rows</function> 関数による取得を行うために
     "affected_rows" をセットします。
    </para>
    <para> 
     <function>ifx_query</function> は、サーバー上の指定したリンク ID
     が指す現在アクティブなデータベースにクエリーを送信します。リンク
     ID が指定されない場合は、最後にオープンされたリンクを仮定します。
     リンクがオープンされていない場合、この関数は、
     <function>ifx_connect</function> がコールされた時と同様にリンクを
     確立しようと試み、それを使用します。
    </para>
    <para>
     接続 <parameter>conn_id</parameter> において
     <parameter>query</parameter>を実行します。"select 型" のクエリー
     では、カーソルが定義され、オープンされます。オプションの
     <parameter>cursor_type</parameter> パラメータにより、そのカーソル
     を"スクロール" または "ホールド" カーソルとすることができます。こ
     のオプションはビットマスクであり、IFX_SCROLL, IFX_HOLD, または両
     方とも指定することができます。select でないクエリーは、"直ちに実
     行"されます。IFX_SCROLL および IFX_HOLD は定数シンボルのため引用
     符で括る必要はありません。このパラメータを省略した場合、カーソル
     は通常のシーケンシャルカーソルになります。
    </para>
    <para>
     どちらのタイプのクエリーにおいても、(予測または実際の数として)
     作用された行の数は、<function>ifx_affected_rows</function> により
     取得するために保存されます。
    </para>
    <para>
     もし、update クエリーにおいて BLOB (BYTE または TEXT) カラムがあ
     る場合、対応する "BLOB ID" を有する
     <parameter>blobidarray</parameter> パラメータを追加することが可能
     です。この場合、クエリーテキストのこれらのカラムを "?" で置換する
     ことが必要です。
    </para>
    <para>
     TEXT (または BYTE) カラムの内容が許すならば、
     "ifx_textasvarchar(1)" または "ifx_byteasvarchar(1)" を使用するこ
     とも可能です。これにより、TEXT (または BYTE) カラムは、select ク
     エリーの通常の(しかし長い)VARCHAR カラムと同様に処理され、BLOB ID
     で悩むこともなくなります。
    </para>
    <para>
     ifx_textasvarchar(0) または ifx_byteasvarchar(0) (デフォルト値)
     の場合、select クエリーは、BLOB ID (整数値) に属するものとして
     BLOB カラムを返します。BLOB 関数により文字列またはファイルとして
     BLOB の値を得ることが可能です。(以下を参照)
    </para>
    <para>
     <function>ifx_connect</function> も参照下さい。
     <example>
      <title>"orders" テーブルの全行を HTML テーブルとして表示する</title>
      <programlisting role="php">
<![CDATA[
ifx_textasvarchar(1);      // BLOB 用に "text mode" を使用する
$res_id = ifx_query("select * from orders", $conn_id);
if (! $res_id) {
        printf("Can't select orders : %s\n&lt;br>%s&lt;br>\n", ifx_error());
        ifx_error();
        ifx_errormsg();
  die;
}
ifx_htmltbl_result($res_id, "border=\"1\"");
ifx_free_result($res_id);
]]>
      </programlisting>
     </example>
     <example>
      <title>値を "catalog" テーブルに挿入する</title>
      <programlisting role="php">
<![CDATA[
// バイトおよびテキストカラムに関する BLOB ID を作成する。
$textid = ifx_create_blob(0, 0, "Text column in memory");
$byteid = ifx_create_blob(1, 0, "Byte column in memory");
// blob id を blobid 配列に保存
$blobidarray[] = $textid;
$blobidarray[] = $byteid;
// クエリーを実行
$query = "insert into catalog (stock_num, manu_code, " .
         "cat_descr,cat_picture) values(1,'HRO',?,?)";
$res_id = ifx_query($query, $conn_id, $blobidarray);
if (! $res_id) {
  ... エラー ...
}
// 結果 id を解放
ifx_free_result($res_id);
]]>
      </programlisting>
     </example>
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-prepare">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_prepare</refname>
    <refpurpose>SQL 文を実行用に準備する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_prepare</methodname>
      <methodparam><type>string</type><parameter>query</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>int</type><parameter>conn_id</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>int</type><parameter>
	<replaceable><optional>cursor_def</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
      <methodparam><type>mixed</type><parameter>blobidarray</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     <function>ifx_do</function> で使用するために整数
     <parameter>result_id</parameter> を返します。
     <function>ifx_affected_rows</function> 関数による取得を可能にする
     ために<parameter>affected_rows</parameter> をセットします。
    </para>
    <para>
     接続 <parameter>conn_id</parameter> に関して
     <parameter>query</parameter>を準備します。"select 型" クエリーの
     場合、カーソルが宣言され、オープンされます。オプションの
     <parameter>cursor_type</parameter> パラメータにより、そのカーソル
     を "スクロール" または "ホールド" カーソルとすることができます。
     このオプションはビットマスクであり、IFX_SCROLL, IFX_HOLD, または
     両方とも指定することができます。
     select でないクエリーは、"直ちに実行"されます。
    </para>
    <para>
     どちらのタイプのクエリーにおいても、(予測または実際の数として)
     作用された行の数は、<function>ifx_affected_rows</function> により
     取得可能とするために保存されます。
    </para>
    <para>
     もし、クエリーにおいて BLOB (BYTE または TEXT) カラムがある場合、
     対応する "BLOB ID" を有する<parameter>blobidarray</parameter> パ
     ラメータを追加することが可能です。この場合、クエリーテキストのこ
     れらのカラムを "?" で置換することが必要です。
    </para>
    <para>
     TEXT (または BYTE) カラムの内容が許すならば、
     "ifx_textasvarchar(1)" または "ifx_byteasvarchar(1)" を使用するこ
     とも可能です。
     これにより、TEXT (または BYTE) カラムは、select クエリーの
     通常の(しかし長い)VARCHAR カラムと同様に処理され、
     BLOB ID で悩むこともなくなります。
    </para>
    <para>
     ifx_textasvarchar(0) または ifx_byteasvarchar(0) (デフォルト値)
     の場合、select クエリーは、BLOB ID (整数値) に属するものとして
     BLOB カラムを返します。
     BLOB 関数により文字列またはファイルとして BLOB の値を得ることが可能です。
    </para>
    <para>
     <function>ifx_do</function> も参照下さい。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-do">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_do</refname>
    <refpurpose>事前に準備された SQL 文を実行する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_do</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>result_id</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     成功時に &true;、エラーの時に &false; を返す。
    </para>
    <para> 
     事前に準備されたクエリーを実行し、カーソルをオープンします。
    </para>
    <para> 
     エラーの際に、<parameter>result_id</parameter> を解放しないで下さい。
    </para>
    <para> 
     select 文でない場合に、<function>ifx_affected_rows</function> 
     に数を設定します。
     これは、<function>ifx_affected_rows</function> で取得可能です。
    </para>
    <para>
     <function>ifx_prepare</function> も参照下さい。例があります。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-error">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_error</refname>
    <refpurpose>直近の Informix コールのエラーコードを返す</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>string</type><methodname>ifx_error</methodname>
      <void/>
     </methodsynopsis>
    <para>
     Informix エラーコード (SQLSTATE &amp; SQLCODE) は次のようなフォーマッ
     トとなります :
    </para>
    <para>
     x [SQLSTATE = aa bbb SQLCODE=cccc]
    </para>
    <para>
     ただし、x = 空白 : エラーなし
    </para>
    <para>        
     E     : エラー
    </para>
    <para>
     N     : データがもうない
    </para>
    <para>
     W     : 警告
    </para>
    <para>
     ?     : 未定義
    </para>
    <para>
     文字 "x" が空白以外の文字だった場合、SQLSTATE および SQLCODE は、
     エラーをより詳細に記述します。
    </para>
    <para>
     SQLSTATE および SQLCODE の詳細については、Informix マニュアルを
     参照下さい。
    </para>
    <para>
     文の一般的な結果を記述する一文字からなる文字列および直近に実行さ
     れた SQL 文に関する SQLSTATE および SQLCODE の両方を返します。文
     字列のフォーマットは、
     "(char) [SQLSTATE=(2桁の数値) (3桁の数値) SQLCODE=(1桁の数値)]"
     となります。最初の文字は、'<literal> </literal>'
     (空白) (成功), '<literal>W</literal>' (その文において警告を生
     じた), '<literal>E</literal>' (その文の実行時にエラーを発生した)
     ,'<literal>N</literal>' (その文はデータを全く返さなかった) となり
     ます。
    </para>
    <para> 
     <function>ifx_errormsg</function> も参照下さい。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-errormsg">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_errormsg</refname>
    <refpurpose>直近の Informix コールのエラーメッセージを返す</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>string</type><methodname>ifx_errormsg</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>
	<replaceable><optional>errorcode</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     直近の Informix エラーに関する Informix エラーメッセージ、または、
     オプションの "<parameter>errorcode</parameter>" パラメータが指定された
     場合、"<parameter>errorcode</parameter>" に対応するエラーメッセージ
     が返されます。
    </para>
    <para> 
     <function>ifx_error</function> も参照下さい。
    </para>
    <informalexample>
     <programlisting role="php">
printf("%s\n&lt;br>", ifx_errormsg(-201));
     </programlisting>
    </informalexample>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-affected-rows">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_affected_rows</refname>
    <refpurpose>クエリーで作用された行の数を得る</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_affected_rows</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>result_id</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     <parameter>result_id</parameter>は、
     <function>ifx_query</function>または
     <function>ifx_prepare</function> により返される有効な結果 ID です。
    </para>
    <para> 
     <parameter>result_id</parameter> に関連するクエリーにより作用され
     た行の数を返します。
    </para>
    <para> 
     insert, update ,delete の場合、その数は、実際に作用された行の数
     (sqlerrd[2]) です。select の場合、これは推定値 (sqlerrd[0])です。
     この値を信用してはいけません。データベースサーバーは、SELECTによ
     り実際に返される行の数を返すことはありません。これは、この段階(オ
     プティマイザがクエリー手順を定義している場合には、"PREPARE"を行っ
     た直後)では、行の取得を始めてさえもいないためです。
    </para>
    <para> 
     <function>ifx_prepare</function> の実行後にクエリー結果を適当な量
     に制限するために使用すると便利です。
    </para>
    <para>
     <function>ifx_num_rows</function> も参照下さい。
    </para>
    <example>
     <title>Informix affected rows</title>
     <programlisting role="php">
<![CDATA[
$rid = ifx_prepare ("select * from emp 
                     where name like " . $name, $connid);
if (! $rid) {
    ... error ...
}
$rowcount = ifx_affected_rows ($rid);
if ($rowcount > 1000) {
    printf ("Too many rows in result set (%d)\n<br>", $rowcount);
    die ("Please restrict your query<br>\n");
}
]]>
     </programlisting>
    </example>
   </refsect1>
  </refentry>
  
  <refentry id="function.ifx-getsqlca">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_getsqlca</refname>
    <refpurpose>クエリ実行後、sqlca.sqlerrd[0..5] の値を得る</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>array</type><methodname>ifx_getsqlca</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>result_id</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     <parameter>result_id</parameter> は、
     <function>ifx_query</function> または
     <function>ifx_prepare</function> から返される有効な結果IDです。
    </para>
    <para> 
     <parameter>result_id</parameter> に関連するクエリを実行した後の
     sqlca.sqlerrd[0] から sqlca.sqlerrd[5] に関する擬似レコード(連想
     配列)を返します。
    </para>
    <para> 
     insert、update、delete の場合、クエリが実行された後、サーバーにより
     設定される場合と同様にレコードの値が返されます。
     これにより、作用を受けた行の下図および連番の挿入値にアクセスすることが
     可能となります。
     SELECT の場合、この値はPREPARE 文の後で保存された値となります。
     この値から作用を受けた行の数の"推測"値が分かります。
     ifx ドライバにより適当な時に保存された値が取得されるため、
     この関数を使用することにより、
     "select dbinfo('sqlca.sqlerrdx')" クエリを実行するオーバーヘッドを
     防止することができます。
    </para>
    <example>
     <title>Informix sqlca.sqlerrd[x] の値を取得する</title>
     <programlisting role="php">
<![CDATA[
/* 'sometable' の最初のカラムは連番であると仮定する */
 $qid = ifx_query("insert into sometable
                   values(0, '2nd column', 'another column') ", $connid));
if (! $qid) {
    ... error ...
}
$sqlca = ifx_getsqlca ($qid);
$serial_value = $sqlca["sqlerrd1"];
echo "挿入された行の続き番号は : " . "$serial_value<br>\n";       
]]>
     </programlisting>
    </example>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-fetch-row">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_fetch_row</refname>
    <refpurpose>配列として行を得る</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>array</type><methodname>ifx_fetch_row</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>result_id</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>mixed</type><parameter>
	<replaceable><optional>position</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para> 
     取得された行に対応する連想配列または、行がもうない場合に &false; を
     返します。
    </para>
    <para>
     BLOB カラムが、<function>ifx_get_blob</function> で使用するために
     整数値 BLOB ID として返されます。ただし、ifx_textasvarchar(1) ま
     たは ifx_byteasvarchar(1) を指定している場合を除きます。この場合、
     BLOB は、文字列として返されます。エラーの場合、&false; が返されます。
    </para>
    <para>
     <parameter>result_id</parameter> は、
     <function>ifx_query</function> または
     <function>ifx_prepare</function> (select 型のクエリーのみ!)
     により返された有効な結果 ID です。
    </para>
    <para>
     <parameter>position</parameter>は、オプション
     パラメータで、"スクロール" カーソルで "取得" 操作を行うためのもので、 
     次のようになります。
     "NEXT", "PREVIOUS", "CURRENT", "FIRST", "LAST" ,または番号。
     番号を指定した場合、"絶対" 行の取得が行われます。このパラメータは、
     オプションであり、SCROLL カーソルの場合にのみ有効です。
    </para>
    <para>
     <function>ifx_fetch_row</function> は、指定された結果 ID が関連する
     結果から1行文のデータを取得します。
     各結果カラムは、オフセット 0 から始まる配列オフセットに保存されます。
     カラム名がキーとなります。
    </para>
    <para>
     <function>ifx_fetch_row</function> を続けてコールした場合、結果セッÈの
     次の行が返されるます。
     行がもうない場合は、&false; が返されます。
    </para>
    <example>
     <title>Informix 行の取得</title>
     <programlisting role="php">
<![CDATA[
$rid = ifx_prepare ("select * from emp where name like " . $name,
                     $connid, IFX_SCROLL);
if (! $rid) {
    ... error ...
}
$rowcount = ifx_affected_rows($rid);
if ($rowcount > 1000) {
    printf ("Too many rows in result set (%d)\n<br>", $rowcount);
    die ("Please restrict your query<br>\n");
}
if (! ifx_do ($rid)) {
   ... error ...
}
$row = ifx_fetch_row ($rid, "NEXT");
while (is_array($row)) {
    for(reset($row); $fieldname=key($row); next($row)) {
        $fieldvalue = $row[$fieldname];
        printf ("%s = %s,", $fieldname, $fieldvalue);
    }
    printf("\n<br>");
    $row = ifx_fetch_row ($rid, "NEXT");
}
ifx_free_result ($rid);
]]>
     </programlisting>
    </example>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-htmltbl-result">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_htmltbl_result</refname>
    <refpurpose>
     クエリー結果の全行を HTML テーブルにフォーマットする
    </refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_htmltbl_result</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>result_id</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>string</type><parameter>
	<replaceable><optional>html_table_options</optional></replaceable>
       </parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     取得された行の数またはエラーの場合に &false; を返します。
    </para>
    <para>
     クエリー結果 <parameter>result_id</parameter>  の全ての行を
     HTML テーブルにフォーマットします。オプションの 2番目の引数は、
     &lt;table&gt; タグのオプションとする文字列です。
    </para>
    <example>
     <title>Informix 結果を HTML テーブルとして出力</title>
     <programlisting role="php">
<![CDATA[
$rid = ifx_prepare ("select * from emp where name like " . $name,
                     $connid, IFX_SCROLL);
if (! $rid) {
   ... error ...
}
$rowcount = ifx_affected_rows ($rid);
if ($rowcount > 1000) {
    printf ("Too many rows in result set (%d)\n<br>", $rowcount);
    die ("Please restrict your query<br>\n");
}
if (! ifx_do($rid) {
  ... error ...
}

ifx_htmltbl_result ($rid, "border=\"2\"");

ifx_free_result($rid);
]]>
     </programlisting>
    </example>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-fieldtypes">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_fieldtypes</refname>
    <refpurpose>Informix SQL フィールドのリスト</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>array</type><methodname>ifx_fieldtypes</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>result_id</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     <parameter>result_id</parameter> のクエリーについてフィールド名を
     キーとし、SQL フィールド型をデータとした連想配列を返します。エラー
     の場合に&false;を返します。
    </para>
    <example>
     <title>フィールド名および SQL フィールド型</title>
     <programlisting role="php">
<![CDATA[
$types = ifx_fieldtypes ($resultid);
if (! isset ($types)) {
  ... エラー処理 ...
}
for ($i = 0; $i < count($types); $i++) {
    $fname = key($types);
    printf("%s :\t type =  %s\n", $fname, $types[$fname]);
    next($types);
}
]]>
     </programlisting>
    </example>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-fieldproperties">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_fieldproperties</refname>
    <refpurpose>SQL フィールドプロパティのリスト</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>array</type><methodname>ifx_fieldproperties</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>result_id</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     <parameter>result_id</parameter> のクエリーについてフィールド名を
     キーとし、SQL フィールドプロパティをデータとした連想配列を返しま
     す。エラーの場合に&false;を返します。
    </para>
    <para>
     クエリー中の全てのフィールドの Informix SQL フィールドプロパティ
     を連想配列として返します。コード化されるプロパティを次に示します。
     "SQLTYPE;length;precision;scale;ISNULLABLE" ただし、SQLTYPE は、
     "SQLVCHAR" 等の Informix 型。ISNULLABLE は、"Y" または "N" となり
     ます。
    </para>
    <example>
     <title>Informix SQL フィールドプロパティ</title>
     <programlisting role="php">
<![CDATA[
$properties = ifx_fieldproperties ($resultid);
if (! isset($properties)) {
  ... error ...
}
for ($i = 0; $i < count($properties); $i++) {
    $fname = key ($properties);
    printf ("%s:\t type =  %s\n", $fname, $properties[$fname]);
    next ($properties);
}
]]>
     </programlisting>
    </example>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-num-fields">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_num_fields</refname>
    <refpurpose>クエリーのカラム数を返します</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_num_fields</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>result_id</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     <parameter>result_id</parameter> に関するクエリー結果のカラム数または
     エラーの場合に&false;を返します。
    </para>
    <para>
     クエリーを準備または実行された後、この関数をコールすることにより、
     クエリー結果中でカラム数が得られます。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-num-rows">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_num_rows</refname>
    <refpurpose>クエリーから既に取得された行の数を数える</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_num_rows</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>result_id</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     <function>ifx_query</function> または <function>ifx_do</function>
     クエリーの後、<parameter>result_id</parameter> を有する
     クエリーに関してこれまで取得された行の数を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-free-result">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_free_result</refname>
    <refpurpose>クエリーに関するリソースを解放する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_free_result</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>result_id</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     <parameter>result_id</parameter> に間連するクエリーの
     リソースを解放します。エラーの場合に&false;を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-create-char">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_create_char</refname>
    <refpurpose>文字オブジェクトを作成する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_create_char</methodname>
      <methodparam><type>string</type><parameter>param</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     文字オブジェクトを作成します。<parameter>param</parameter> は、
     内容となる文字とする必要があります。
    </para> 
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-free-char">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_free_char</refname>
    <refpurpose>文字オブジェクトを削除する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_free_char</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     指定したオブジェクト ID <parameter>bid</parameter>に関する文字オ
     ブジェクトを削除します。エラーの場合は &false;、それ以外は &true; を
     返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-update-char">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_update_char</refname>
    <refpurpose>文字オブジェクトの内容を更新する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_update_char</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>string</type><parameter>content</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     指定した文字オブジェクト <parameter>bid</parameter> に関して
     文字オブジェクトの内容を更新します。
     <parameter>content</parameter> は新規のデータを有する文字列です。
     エラーの場合に &false;、それ以外の場合に &true; を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-get-char">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_get_char</refname>
    <refpurpose>文字オブジェクトの内容を返す</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_get_char</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     指定した文字オブジェクト ID <parameter>bid</parameter> について 
     文字オブジェクトの内容を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-create-blob">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_create_blob</refname>
    <refpurpose>BLOB オブジェクトを作成する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_create_blob</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>type</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>int</type><parameter>mode</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>string</type><parameter>param</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     BLOB オブジェクトを作成します。
    </para>
    <para>
     type: 1 = TEXT, 0 = BYTE
    </para>
    <para>
     mode: 0 = BLOB オブジェクトはメモリーに内容を保持する, 
           1 = BLOB オブジェクトはファイルに内容を保持する。
    </para>
    <para>
     param: mode = 0 の場合: 内容へのポインタ
            mode = 1 の場合: ファイル文字列へのポインタ
    </para>
    <para>
     エラーの場合に &false;、それ以外の場合に新規の BLOB オブジェクト ID を
     返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-copy-blob">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_copy_blob</refname>
    <refpurpose>指定した BLOB オブジェクトを2重化する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_copy_blob</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     指定した BLOB オブジェクトを2重化します。
     <parameter>bid</parameter> は BLOB オブジェクトの ID です。
    </para>
    <para>
     エラーの場合に &false;、それ以外の場合に新規の BLOB オブジェクト ID を
     返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-free-blob">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_free_blob</refname>
    <refpurpose>BLOB オブジェクトを削除する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_free_blob</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     指定された BLOB オブジェクト ID 
     <parameter>bid</parameter> の BLOB オブジェクトを削除します。
     エラーの場合に &false;、それ以外の場合に &true; を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-get-blob">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_get_blob</refname>
    <refpurpose>BLOB オブジェクトの内容を返す</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifx_get_blob</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     指定した BLOB オブジェクト ID <parameter>bid</parameter>
     に関する BLOB オブジェクトの内容を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-update-blob">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_update_blob</refname>
    <refpurpose>BLOB オブジェクトの内容を更新する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <methodname>ifx_update_blob</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>string</type><parameter>content</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     指定したBLOB オブジェクト ID <parameter>bid</parameter>
     に関する BLOB オブジェクトの内容を更新します。
     <parameter>content</parameter> は、新規データの文字列です。
     エラーの場合に &false;、それ以外の場合に &true; を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-blobinfile-mode">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_blobinfile_mode</refname>
    <refpurpose>
     全ての select クエリーに関するデフォルトの BLOB モードを設定する
    </refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>void</type><methodname>ifx_blobinfile_mode</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>mode</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     全ての select クエリーに関するデフォルトの BLOB モードを設定します。
     モード "0" は、BLOB をメモリーに保存することを意味し、
     モード "1" は、BLOB をファイルに保存することを意味します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-textasvarchar">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_textasvarchar</refname>
    <refpurpose>デフォルトのテキストモードを設定する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>void</type><methodname>ifx_textasvarchar</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>mode</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     全ての select クエリーに関するデフォルトのテキストモードを設定します。
     モード "0" は、BLOB を返し、"1" は、テキストの内容を有する varchar を
     返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-byteasvarchar">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_byteasvarchar</refname>
    <refpurpose>デフォルトのバイトモードを設定する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>void</type><methodname>ifx_byteasvarchar</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>mode</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     全ての select クエリーに関するデフォルトのバイトモードを設定します。
     モード "0" は。LOB ID を返し、モード "1" がテキストの内容を有する
     varchar を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifx-nullformat">
   <refnamediv>
    <refname>ifx_nullformat</refname>
    <refpurpose>S取得する行のデフォルトの返り値を設定する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>void</type><methodname>ifx_nullformat</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>mode</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     取得する行のデフォルトの返り値を &null; 値に設定します。
     モード "0" は "" を返し、モード "1" は "&null;" を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifxus-create-slob">
   <refnamediv>
    <refname>ifxus_create_slob</refname>
    <refpurpose>SLOB オブジェクトを作成し、オープンする</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifxus_create_slob</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>mode</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     SLOB オブジェクトを作成し、オープンします。
     モードは、1 = LO_RDONLY, 2 =
     LO_WRONLY, 4 = LO_APPEND, 8 = LO_RDWR, 16 = LO_BUFFER, 32 =
     LO_NOBUFFER -> or-mask となります。
     IFX_LO_RDONLY, IFX_LO_WRONLY 等の名前の定数を使用することも可能です。
     エラーの場合に &false;、その他の場合に新しい SLOB オブジェクト ID を
     返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifxus-free-slob">
   <refnamediv>
    <refname>ifxus_free_slob</refname>
    <refpurpose>SLOB オブジェクトを削除する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifxus_free_slob</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     SLOB オブジェクトを削除します。<parameter>bid</parameter> は
     SLOB オブジェクトの ID です。
     エラーの場合に &false;、その他の場合に &true; を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifxus-close-slob">
   <refnamediv>
    <refname>ifxus_close_slob</refname>
    <refpurpose>SLOB オブジェクトを削除する</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifxus_close_slob</methodname>
      <methodparam><type>int</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     指定した SLOB オブジェクト ID <parameter>bid</parameter>
     の SLOB オブジェクトを削除します。
     エラーの場合に &false;、その他の場合に &true; を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifxus-open-slob">
   <refnamediv>
    <refname>ifxus_open_slob</refname>
    <refpurpose>SLOB オブジェクトをオープンする</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifxus_open_slob</methodname>
      <methodparam><type>long</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>int</type><parameter>mode</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     SLOB オブジェクトをオープンします。
     <parameter>bid</parameter> は存在する SLOB ID である必要があります。
     モードは、1 = LO_RDONLY, 2 = LO_WRONLY, 4 =
     LO_APPEND, 8 = LO_RDWR, 16 = LO_BUFFER, 32 = LO_NOBUFFER ->
     or-mask となります。
     エラーの場合に &false;、その他の場合に新しい SLOB オブジェクト ID を
     返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifxus-tell-slob">
   <refnamediv>
    <refname>ifxus_tell_slob</refname>
    <refpurpose>カレントのファイルまたはシーク位置を返す</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifxus_tell_slob</methodname>
      <methodparam><type>long</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     オープンされた SLOB オブジェクトに関してカレントのファイルまたは
     シーク位置を返します。<parameter>bid</parameter> は存在する SLOB
     ID である必要があります。エラーの場合に&false;、その他の場合にシー
     ク位置を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifxus-seek-slob">
   <refnamediv>
    <refname>ifxus_seek_slob</refname>
    <refpurpose>現在のファイル位置またはシーク位置を返す</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifxus_seek_slob</methodname>
      <methodparam><type>long</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>int</type><parameter>mode</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>long</type><parameter>offset</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     オープンされた SLOB オブジェクトに関するカレントのファイルまたは
     シーク位置を設定します。<parameter>bid</parameter> は存在する
     SLOB ID である必要があります。モードは、0 = LO_SEEK_SET, 1 =
     LO_SEEK_CUR, 2 = LO_SEEK_END となり、
     <parameter>offset</parameter> はバイトオフセットです。
     エラーの場合に &false;、その他の場合にシーク位置を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifxus-read-slob">
   <refnamediv>
    <refname>ifxus_read_slob</refname>
    <refpurpose>SLOB オブジェクトから n バイト読みこむ</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifxus_read_slob</methodname>
      <methodparam><type>long</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>long</type><parameter>nbytes</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     SLOB オブジェクトから n バイト読みこみます。
     <parameter>bid</parameter> は存在する SLOB ID であり、
     <parameter>nbytes</parameter> は読みこむバイト数です。
     エラーの場合に &false;、その他の場合にその文字列を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

  <refentry id="function.ifxus-write-slob">
   <refnamediv>
    <refname>ifxus_write_slob</refname>
    <refpurpose>SLOB オブジェクトに文字列を書きこむ</refpurpose>
   </refnamediv>
   <refsect1>
    <title>説明</title>
     <methodsynopsis>
      <type>int</type><methodname>ifxus_write_slob</methodname>
      <methodparam><type>long</type><parameter>bid</parameter></methodparam>
      <methodparam><type>string</type><parameter>content</parameter></methodparam>
     </methodsynopsis>
    <para>
     SLOBオブジェクトを文字列に書きこみます。
     <parameter>bid</parameter>は存在する SLOB ID 、
     <parameter>content</parameter> は書きこむ内容です。エラーの場合に
     &false;、その他の場合に書きこんだバイト数を返します。
    </para>
   </refsect1>
  </refentry>

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