File: showmanager.html

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qlcplus 4.14.3-1
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<html dir="ltr">
<head>
  <title>Q Light Controller Plus - タイムライン</title>
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  <link href="style.css" rel="stylesheet" type="text/css"></link>
  <meta charset="utf-8">
</head>

<BODY onLoad="replaceqrc()">


  <h1><IMG SRC="qrc:/show.png">タイムライン</h1>
  <p>
    QLC+バージョン4.0.0から実装された機能です。<br>
    <br>  時間に関連ずけてファンクションを配置し、完全な自立制御ができます。
    <br>  画面上のタイムラインには
    <a href="concept.html#Functions">ファンクション</a>のほか、シーケンス、音声ファイル、動画ファイルなどを配置しショーを構成することができます。<br>  タイムラインは、視覚的にわかりやすいインターフェースで設計されており誰でも簡単に
    <a href="concept.html#Show">ショー</a>を設計することができます。タイムライン上にファンクションを配置、移動、編集が簡単にできます。<br>
    <br>  タイムライン機能は、ライティングショーなどに向いています
    <br>  また、ダンサーや歌手を演出するときに適切なタイミングで狙い通りの演出をすることができます。
    <br>
    <br>  タイムラインを作成すると大量のシーケンスを使用して行きます。ここではチェイスとシーケンスの違いについて説明します。
    <br>
  </p>

  <h2>チェイスとシーケンスの違い</h2>
  <p>
    <a href="concept.html#Chaser">チェイス</a>と<a href="concept.html#Sequence">シーケンス</a>は確かに似たような機能を有しています。<br>  まだ
    <a href="concept.html">基本的な概念と用語集</a>を読んでいない場合は、一読しておくと良いでしょう。<br> 主な違いは以下の通りです。
    <ul>
      <li><b>ステップ</b> チェイスにおいてのステップはファンクションを指し、シーケンスのステップは同じシーンの異なる値を指します。<br>  言い換えれば、チェイスは複数のファンクションを束ねるような扱い方をしますが、シーケンスは中にシーンをたくさん作っていくような考え方です。
        <br> 2つの似たような機能があって紛らわしいと思うかもしれませんが、タイムラインを使う上では便利と感じるようななるでしょう。ショーのトラックがシーンのグラフィック表現である場合、そのトラック上に作成された各シーケンスがそのシーンの値を制御する機能であると考える方が直感的です。
      </li>
      <li><b>時系列</b>: タイムラインでは画面の左から右へ流れていくようにして再生されます。  したがって、タイムラインでショーを作って行くときはだんだんと右に伸ばしていくように作っていきます。
        <br>  ファンクションマネージャーで既に作成済みのシーケンスはチェイス同様内部のシーンの再生順序を持たせることができます。
      </li>
      <li><b>編集</b> チェイスとシーケンスの編集方法も異なります。<br>  基本的に、チェイスは既存のファンクションを並べていく作業になります。
        <br>  一方シーケンスはシーンを作りながら、増やしてまたシーンを作るの繰り返しです。
        <br>  シーケンスを使ってショーを作っていく方法は、現場に入る前から使用するフィクスチャーが決まっていて、打ち込みを開始できる場合に便利です。さらに、シーケンスのメリットは新しいステップを作成するときに前のステップの状態が保持されるため、連続的にシーンを作成できます。ユーザーがやることはステップ間の差分のみを手動で編集して行くだけです。
        <br>
        <br>
      </li>
      <li><b>タイミング合わせ</b>: さらにシーケンスを使うメリットは、すでに作ったシーケンスを急な楽曲変更があってもタイミングを合わせるためにシーケンスを引き伸ばしたし、縮めたりすることが比較的簡単にできることです。<br>例えば、あなたはムービング、LEDパー、スキャナー合わせて50個をコントロールするショーを事前に打ち込んできました。いざ現場に来てみると事前に聞いていなかったレーザーが2台あることに気がつき、ショーに組み込もうと思いつきました。
        そんな時は、2台の新しいフィクスチャーを追加し、ここぞというタイミングに新たにレーザーを出すシーケンスを作成するだけです。<br>  このように、シーケンスをうまく扱うことで現場での急な変更に対応できます。
        <br>  もしチェイスでこのショーを作ってしまったならばレーザーを出せるようにシーンを修正したり複雑な
        <a href="concept.html#Collection">コレクション</a>を作成し、チェイスのタイミングをいちいち計算し直して修正に追われる羽目になります。
      </li>
    </ul>
  </p>

  <h2>タイムラインのツールバー</h2>

  <table border="1" class="qlcTable">
    <tr>
      <td><img src="qrc:/show.png"></td>
      <td>Ctrl+H</td>
      <td>新しい<a href="concept.html#Show">ショー</a>を作成します。1つのプロジェクトデータの中に複数のショーデータを作ることができます。</td>
    </tr>
    <tr></tr>
    <tr>
      <td><b>ショーリスト</b></td>
      <td></td>
      <td>ドロップダウンメニューからプロジェクトデータに存在するショーデータを選択し開くことができます。</td>
    </tr>
    <tr>
      <td><img src="qrc:/edit_add.png"></td>
      <td>Ctrl+N</td>
      <td>トラックに新しいファンクションを追加します。ファンクションの選択画面が表示され、追加したいファンクションを選択してください。
        <ul>
          <li>空のトラックを追加します: ファンクションリストの一番上に&lt;Create a new track&gt;と表示されていると思います、これを追加するとからのトラックを作成でき、後から好きなシーケンスやオーディオなどのファンクションを追加できます。
          </li>
          <li>作成済みのシーンを追加します。シーンが含まれた10秒のシーケンスが作成されます。
          </li>
          <li>既存のシーケンスを追加します。カーソル位置に追加します。すでに同じシーケンスが追加されている場合はそのトラックに追加されます<br> 一方、まだ一度もショーに追加したことのないシーケンスだった場合は新しいトラックに追加します
          </li>
          <li><a href="concept.html#Chaser">チェイス</a>を追加します。カーソル位置にチェイスを追加します。こちらも同様に同じチェイスがある場合はそのトラックに、ない場合は新しいトラックを作成します。
          </li>
          <li><a href="concept.html#Audio">オーディオ</a>を追加します。カーソル位置に追加します。カーソル位置にオーディオを追加します。
          </li>
          <li><a href="concept.html#EFX">EFX</a>を追加します。カーソル位置に追加します。カーソル位置にEFXを追加します。
          </li>
          <li><a href="concept.html#RGBMatrix">RGBマトリックス</a>を追加します。カーソル位置に追加します。カーソル位置にRGBマトリックスを追加します。
          </li>
        </ul>
        ショーに追加するファンクション数、トラック数に上限はありません。</td>
    </tr>
    <tr>
      <td><img src="qrc:/sequence.png"></td>
      <td>Ctrl+E</td>
      <td>新しい空の<a href="concept.html#Sequence">シーケンス</a>を新しいトラックに作成します。
      </td>
    </tr>
    <tr>
      <td><img src="qrc:/audio.png"></td>
      <td>CTRL+A</td>
      <td>新しい、<a href="concept.html#Audio">オーディオ</a>を追加します。ファイル選択画面が表示されるので、追加したい音声ファイルを選択してください<br>
        <b>※</b> 追加したオーディオを右クリックして、波形を表示したい音声チャンネルを選択すると波形が表示されます。<br>
        <b>注</b> シーン上では2つ以上の音声を同時に再生することはできません。  特にWindowsでは音声を再生した時に不具合が起こりやすいことが報告されています。
      </td>
    </tr>
    <tr></tr>
    <tr>
      <td><img src="qrc:/editcopy.png"></td>
      <td>Ctrl+C</td>
      <td>選択したアイテムをクリップボードにコピーします</td>
    </tr>
    <tr>
      <td><img src="qrc:/editpaste.png"></td>
      <td>Ctrl+V</td>
      <td>クリップボードのアイテムをカーソル位置にペーストします。QLC+ではペースト時に2つのチェックが行われます。
        <ul>
          <li>オーバーラップ: 貼り付けようとしているアイテムが、選択したトラックに収まり切らない長さではないかをチェックします。</li>
          <li>有効性: 貼り付け先のトラックと貼り付けたいアイテムに互換性があるかどうかをチェックします。</li>
        </ul>
      </td>
    </tr>
    <tr>
      <TD><IMG SRC="qrc:/editdelete.png"/></TD>
      <td></td>
      <td>選択したアイテムを削除します。トラックごと削除することも可能です。※ トラックを削除するとそのトラックに含まれる全てのアイテムが削除されます。<br>
        <b>※ しかし、タイムライン上で削除を行っても作成したシーケンスはファンクションとして残っています。完全に削除するには<a href="functionmanager.html">ファンクションマネージャー</a>からも削除してください。</b></td>
    </tr>
    <tr></tr>
    <tr>
      <TD><IMG SRC="qrc:/color.png"/></TD>
      <td>CTRL+R</td>
      <td>選択したアイテムの背景色を変更できます。</td>
    </tr>
    <tr>
      <TD><IMG SRC="qrc:/lock.png"/></TD>
      <td>Ctrl+K</td>
      <td>選択したアイテムをロック・アンロックできます。ロックされるとアイテムの削除・編集・移動ができなくなります。</td>
    </tr>
    <tr>
      <TD><IMG SRC="qrc:/speed.png"/></TD>
      <td>Ctrl+T</td>
      <td>選択したアイテムの再生開始時間と再生継続時間を調整するウィンドウを開きます。  また、選択したアイテムによって設定できる項目が変わります。
        <br>  オーディオやビデオの場合は再生継続時間を編集することはできません。
        <br>  シーケンスやチェイスの場合はステップごとの再生継続時間を設定できます。
        <br>  EFXやRGBマトリックスの場合は、さらに多くの設定項目が表示されます。
      </td>
    </tr>
    <tr>
      <TD><IMG SRC="qrc:/grid.png"/></TD>
      <td>CTRL+G</td>
      <td>グリッドに合わせて配置することができます。タイムライン上にはグリッドが表示されます。<br>アイテムを移動し、ドロップすると一番近いグリッド位置に合わせて配置されます。</td>
    </tr>
    <tr></tr>
    <tr>
      <td><b>00:00:00.000</b></td>
      <td></td>
      <td>カーソル位置の時間を表示します。</td>
    </tr>
    <tr></tr>
    <tr>
      <TD><IMG SRC="qrc:/player_play.png"/><IMG SRC="qrc:/player_pause.png"/></TD>
      <td>Space</td>
      <td>カーソル位置からショーを再生/一時停止します。</td>
    </tr>
    <tr>
      <TD><IMG SRC="qrc:/player_stop.png"/></TD>
      <td>CTRL+Space</td>
      <td>ショーの再生を停止します。一度クリックすると一時停止します。2回押すとカーソルが0秒の位置に戻ります。<br>
        <b>※</b> 一時停止後、途中から再生を始めた時にオーディオの音がずれることがあります。MP3ファイルではずれやすく、wevファイルではあまりずれない傾向にあります。
      </td>
    </tr>
    <tr></tr>
    <tr>
      <td><b>タイムマーカー</b></td>
      <td></td>
      <td>ドロップダウンメニューからショーの時間の単位を変更できます。<br>秒数のほか拍で表示することも可能です。'BPM 4/4', 'BPM 3/4' or 'BPM 2/2'</td>
    </tr>
    <tr>
      <td><b>BPMs</b></td>
      <td></td>
      <td>タイムマーカーでBPMを選択した際には、BPMを設定することでテンポに合わせたグリッドが表示されます。設定できるBPMは20~240です。<br>  この機能は演奏ではなく、音源を用いたイベントやテレビ番組等のイベント向きです。
      </td>
    </tr>


  </table>

  <h2>ショーの作りかた4ステップ</h2>タイムラインでショーを作る上での基本動作を4段階にまとめました。
  <ol>
    <h3><li>新しいショーを作りましょう<IMG SRC="qrc:/show.png" ALIGN="absmiddle"></li></h3>  まず最初にやることは、新しい空のショーを作り名前をつけることです。
    <br>  追加画面が表示され、お好きな名前を設定しましょう。この名前は後で
    <a href="showeditor.html">ショーエディター</a>や<a href="functionmanager.html">ファンクションマネージャー</a>から変更することもできるので、適当に名前をつけておけば大丈夫です。

    <h3><li>トラックを追加しよう<IMG SRC="qrc:/edit_add.png" ALIGN="absmiddle"></li></h3>  次に、トラックを追加していきましょう。アイコンをクリックし既存のファンクションを作成するか、空のトラックを追加しましょう。
    <br>  トラック内で作成したシーケンスおよびシーンは他のトラックに影響を及ぼすことはありません、安心してじゃんじゃん作って行きましょう。
    <br>  作成したトラックは選択状態になります。選択されたトラックは左のトラック名が表示されているところが緑になります。
    <br>  トラックには
     <IMG SRC="../images/track-mute.png" ALIGN="absmiddle">ミュートボタンと<IMG SRC="../images/track-solo.png" ALIGN="absmiddle">ソロボタンがあります。ミュートボタンを押すとそのトラックが再生されなくなります。また、ソロボタンを押すとそのトラックのみが再生されます。<br>トラックを右クリックすると、トラックの順番を入れ替えることができます。<br>  アイテムを選択すると自動的にそのアイテムの編集画面が表示されます。

    <h3><li><a href="concept.html#Function">ファンクション</a>を追加してみよう</li></h3>  追加したいトラックを選択して、ツールバーから
    <a href="concept.html#Sequence">シーケンス</a><IMG SRC="qrc:/sequence.png" ALIGN="absmiddle">や<a href="concept.html#Audio">オーディオ</a><IMG SRC="qrc:/audio.png" ALIGN="absmiddle">などのファンクションを追加できます。<br>  それ以外の既存のファンクションを追加したいときは
    <IMG SRC="qrc:/edit_add.png" ALIGN="absmiddle">を押してください。<br>  ファンクションはカーソル位置に追加されます、お好みの位置にドラッグして調整してください。
    <br>  トラック間を移動することはできません。
    <br>  アイテムを
    <IMG SRC="qrc:/editcopy.png" ALIGN="absmiddle">コピー<IMG SRC="qrc:/editpaste.png" ALIGN="absmiddle">ペースト<IMG SRC="qrc:/editdelete.png" ALIGN="absmiddle">削除できます。ペースト時はカーソル位置にペーストされます。<br> アイテムの<IMG SRC="qrc:/color.png" ALIGN="absmiddle">背景色を変更することができます。この設定はプロジェクトファイルに保存されるので、ファイルを再び開くときにも背景は変更されたままになります。<br>  アイテムが選択されると編集画面が自動的に開きます。
     アイテムを右クリックすると次の項目が表示されます。
    <ul>
      <li><b>波形表示</b> 音声ファイルのみ波形を表示することが可能です。波形表示したいオーディオチャネルを選択することで波形が表示されます。</li>
      <li><b>Align to cursor</b> カーソル位置に移動させます。</li>
      <li><IMG SRC="qrc:/lock.png" ALIGN="absmiddle"><b>Lock/Unlock</b>: アイテムをロックします。</li>
    </ul>いよいよ最後のステップです、張り切って行きましょう。<br>

    <h3><li>ファンクションを編集する。</li></h3>  アイテムが作成されると編集画面が表示されmす
    <br>
    <b>※</b> チェイスとシーケンスには違いがあることに注意してください、詳しくは上記をご覧ください。<br>  ファンクションを編集すると、即座にタイムライン上に適用され再生できます。
    <br>  フェードイン・アウトはタイムライン上では斜めの直線として表示されます。
    <br>

  </ol>
  <br>ショーを豪華にするためにじゃんじゃんファンクションを追加して行きましょう。<br>

  <h2>そして最後に再生してみましょう<IMG SRC="qrc:/player_play.png"></h2>  再生アイコンを押すと再生が始まります。
  <br>  カーソルが動き出し、現在再生しているアイテムがわかるようになっています。カーソルの位置はタイムラインをクリックすることで移動することができます。

</BODY>

</html>