1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338
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<title>Q Light Controller Plus - XYパッド</title>
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<link href="style.css" rel="stylesheet" type="text/css"></link>
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</head>
<BODY onLoad="replaceqrc()">
<h1><IMG SRC="qrc:/xypad.png" ALIGN="absmiddle"> X/Yパッド</h1>
<p>X/Yパッドは、ビジュアルコンソールのウィジェットで、ヘッドなどの2軸の動きを感覚的に操作できるものです。<br>2軸の動きのあるフィクスチャー、ミラースキャンなどの<b>Pan</b>、<b>Tilt</b>の動きをコントロールするのに向いています。<br>X/Yパッドでは、動作の上限と下限を設定でき、フィクスチャーを向けたくない場所に向かないように設定ができます。<br><br>
<IMG SRC="../images/xypad.png" />
<h3>各所説明</h3>
<table border="1" class="qlcTable">
<tr>
<td><b>(1) リミットスライダー</b></td>
<td>フィクスチャーの動作に上限と下限を設定できます。7</td>
</tr>
<tr>
<td><b>(2) X/Yパッド名</b></td>
<td>XYパッド名はプロパティーで変更できます。</td>
</tr>
<tr>
<td><b>(3) 座標表示とDMX値表示</b></td>
<td>実際にDMXとして出力している値に加えて、フィクスチャーの角度を表示しています。これらは十字キーで動かすことができShiftを押しながら十字キーを操作すると、微調整、Ctrlキーを押しながら十字キーを操作すると速く動かすことができます。</td>
</tr>
<tr>
<td><b>(4) 動作範囲の制限</b></td>
<td>
フィクスチャーの定義に動作角の情報がある場合はDMXの出力から推測したフィクスチャーの角度を計算して表示しています。<br>
デフォルトでは角度の0度はDMXの中央に位置しています、デフォルトではDMXの値が(127,127)の時に0度と表示されます。たとえば、Panの動作角が540度と定義されていた場合は、XYパッド上では-270度から270度と表示されます。<br> ※ これはフィクスチャーの定義から計算した目安の値であり、実際のフィクスチャーの動きとは異なる場合があります、目安程度に考えて実際に動かしてみるほかないです。
</td>
</tr>
<tr>
<td><b>(5) スライダー</b></td>
<td> ドラッグでPan Tiltを動かすことができます。</td>
</tr>
<tr>
<td><b>(6) ハンドル</b></td>
<td> スライダーだけではなく、XY平面上をドラッグすることでハンドルを移動させることができます。</td>
</tr>
<tr>
<td><b>(7) XY平面</b></td>
<td>ハンドルを動かすためのXY平面です。この平面は動作制限(リミット)をかけることができます。</td>
</tr>
<tr>
<td><b>(8) メインエリア</b></td>
<td>XYウィジェットです。</td>
</tr>
<tr>
<td><b>(9) プリセット</b></td>
<td>お好みの位置を予めプリセットとして記憶させておき、クリックで呼び出すことができます。</td>
</tr>
</table>
<h3>動作制限(リミット)</h3>
<p>
XYパッドは基本的にフィクスチャーのPanとTiltをコントロールするウィジェットです。<br>
メインエリアのスクリーンショットです。<br>
<IMG SRC="../images/xypad2.png" />
<br>フィクスチャーを向けたくない角度もあると思います。<br>そんな時には、動作制限をつけましょう。<br>XYパッドでは動作制限の設定方法が2通りあります。</p>
<b>1. スライダーで設定する方法</b>
<p>
上部と左側のスライダーは動作制限設定用のスライダーです。<br>
これらのスライダーを使いお好みの動作制限を設定してください。動作制限を行うとXY平面上に四角が表示され、視覚的に制限区域がわかりやすくなっています。<br>
※ 動作制限を行なった際、XYパッドの動作を外部入力にしている場合は、動作制限され小さくなった範囲を256等分して、より細かい外部入力を受け付けるようになります。
</p>
<b>2.XYウィジェットのプロパティーから設定する方法</b>
<p>
ウィジェットのプロパティーからフィクチャーごとの動作制限を設定できます。詳しくは後述の<b>各種設定</b>をご覧ください。この方法で動作制限を行なった場合は、XY平面上に四角が表示され視覚的にわかりやすく表示されることはありません。<br>
この方法は、複数台のフィクスチャーが別々のところに設置され、一様に動作制限を行えない場合に、フィクスチャーごとに制限を行えるので便利です。<br>
</p>
<p>例えば、動作角540度のフィクスチャーでも360度の動作角のフィクスチャーであるかのように扱えます。</p>
<p>(例) フィクスチャーX軸(Pan)の最小値を20%(DMX値51)、最大値を80%(DMX値204)に設定します。ハンドルが左端(値0)にあるとき、実際のDMX出力は51です。同様に、右端のハンドルは204(= 80%)を出力します。その間の値の場合、DMX出力は比例してスケーリングされます。</p>
<p>両方のリミットを有効にすることができます(レンジスライダとフィクスチャごとのリミットを使用)。<p>
<h3>XYパッド</h3>
<p>
XYパッドは3つの機能がまとまっているウィジェットです。これらの機能をどう使うかはあなた次第です。<br>
<ul>
<li><b>1- XYパッドでフィクスチャーの向きコントロールする</b>: 一番ベーシックな使い方です、XY平面上のハンドルをドラッグして、フィクスチャーの向きをコントロールします、この使い方をするときは動作制限の設定をしっかりしておけば安心です。<br>
既に上で説明したように、フィクスチャーをマウスまたは外部入力から操作して行きます。<br>
<b>プリセット</b>を使うことで向きを記憶・呼びだしすることもできるので便利です。<br>Fixture Groupプリセットが有効になっている場合、XYパッドはプリセットに定義されたFixtureの絶対位置のみを制御します。 (詳細についてはプリセットタブを参照してください)</li>
<br>
<li><b>2- EFXの呼び出しに使う</b>: ファンクションマネージャーで<IMG SRC="qrc:/efx.png" ALIGN="absmiddle"> <A HREF="concept.html#EFX">EFX</a>を作成し、バーチャルコンソール上に配置したい場合に便利な使い方です。 XYウィジェットのプロパティーからEFXをプリセットに登録することでこの使い方ができます。設定するとウィジェット上にEFXを再生するためのボタンが表示され、本番モードでクリックすると再生されます。<br>
<IMG SRC="../images/xypad-efx.png" /><br>
実際にEFXを再生すると、XY平面上にEFXの軌道が表示されます。この軌道は動作制限をかけると、制限区域に合わせるように伸縮します。<br>
もし、1と2の使い方を同時に行う場合は、同じ制限範囲でコントロールできます。
</li>
<br>
<li><b>3- シーン呼び出しに使う</b>: EFX同様にシーンを呼び出すために使うことができます。<br>
この時、シーンに関連づけられたチャンネルを検出して再生できます。<br>
シーンを再生すると、フィクスチャーが向いている方向を表す灰色のハンドルがフィクスチャーの数だけ表示されます。さらにシーン再生中にフィクスチャーを一括で操作するための青色のハンドルがXY平面の中央に表示されています。
このハンドルを動かすと、今現在シーン再生によって動いた各フィクスチャーの座標を基準に相対的に動かすことができます。<br>
<br>
<br>
この使い方と1,2いずれかの使い方を併用している場合、動作制限の四角は3の時には表示されず、1,2の使い方をした時に再び動作制限の四角が表示されます。<br>
再生したシーンにPanTiltなどの動きだけでなく、色や光量など別のチャンネルの動作が含まれている場合は、別のチャンネルの動作も同時に再生されます。 したがって、混乱を避けるためにもXYパッドで使用するシーンにはPanTilt以外のチャンネルの動きを含めない方が良策と言えます。
</li></ul>
</p>
<h3>十字キー</h3>
<p>
キーボードの十字キーでハンドルを動かすこともできます。Shiftを押しながら十字キーを操作すると細かな微調整が可能です。また、Ctrlを押しながらだと大まかに早くハンドルを移動することができます。
</p>
<table border="1" class="qlcTable">
<tr>
<td><b>Key</b></td>
<td>機能</td>
<td>動作幅</td>
</tr>
<tr>
<td><b>Shift + 十字キー</b></td>
<td>微調整</td>
<td>1</td>
</tr>
<tr>
<td><b>Ctrl + 十字キー</b></td>
<td>大まか</td>
<td>10</td>
</tr>
<tr>
<td><b>Shift + Ctrl + 十字キー</b></td>
<td>大まか</td>
<td>10</td>
</tr>
</table>
<h3>各種設定</h3>
<p>
XYウィジェットのプロパティー<IMG SRC="qrc:/edit.png" ALIGN="absmiddle">を表示するには、右クリックのほかダブルクリックでも変更できます。
</p>
<b>1. 全般タブ</b>
<p> 全般タブでは、XYウィジェットの基本的な設定を変更できます。<br>
<b>※</b> Touch OSCを外部入力にする時には、自動判別から設定しないとPan,Tiltが入れ替わって設定されてしまいます。
</p>
<table border="1" class="qlcTable">
<tr>
<td><b>XYパッドの名前</b></td>
<td>
XYパッドに名前をつけることができます。設定した名前はXY平面の左上に表示されます。
</td>
</tr>
<tr>
<td><b>Y軸の上下</b></td>
<td>
Y軸の動きを反転できます、フィクスチャーを吊り込んだ時など、設置状況に応じて設定してみてください。<br>
</td>
</tr>
<tr>
<td><b>パン/X軸</b></td>
<td>
外部入力でPanをコントロールすることができます。
EFXプリセットの再生をしているときに外部入力を行うとX座標を調整する役目を持ちます。</td>
</tr>
<tr>
<td><b>チルト/Y軸</b></td>
<td>
外部入力でTiltをコントロールすることができます。
EFXプリセットの再生をしているときに外部入力を行うとX座標を調整する役目を持ちます。</td>
</tr>
<tr>
<td><b>幅</b></td>
<td>
外部入力で動作制限の幅をコントロールすることができます。
ここで設定した動作制限は2-EFXのために使っているときのみ作用します。</td>
</tr>
<tr>
<td><b>高さ</b></td>
<td>
外部入力で動作制限の高さをコントロールすることができます。
ここで設定した動作制限は2-EFXのために使っているときのみ作用します。</td>
</tr>
</table>
<br>
<b>2.機器</b>
<p>ここでは、1の使用法の時に操作するフィクスチャーを指定するための設定項目です。</p>
<table border="1" class="qlcTable">
<tr>
<td>
<b>フィクスチャー一覧</b>
</td>
<td>
XYパッドで操作するフィクスチャーを一覧で表示しています。
<ul>
<li><b>機器</b>: フィクスチャーの名前が表示されます。</li>
<li><b>X軸</b>: フィクスチャーが動作できる動作角です。</li>
<li><b>Y軸</b>: フィクスチャーが動作できる動作角です。</li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<IMG SRC="qrc:/edit_add.png">
</td>
<td>
<a href="selectfixture.html">フィクスチャーダイアルログ</a>を表示して<a href="concept.html#Fixture">フィクスチャー</a>を追加します。<br>
<b>※</b> PanとTiltが定義されているフィクスチャーのみがリストに表示されています。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<IMG SRC="qrc:/edit_remove.png">
</td>
<td>
フィクスチャーを削除します。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<IMG SRC="qrc:/edit.png">
</td>
<td>
選択したフィクスチャーの動作制限を設定します。
</td>
</tr>
</table>
<br>
<b><IMG SRC="qrc:/edit.png" ALIGN="absmiddle"> 2.1 フィクスチャーの動作制限について</b>
<p>
XYパッドでは状況に応じてフィクスチャーの動作制限を行えます。
</p>
<table border="1" class="qlcTable">
<tr>
<td>
<b>水平/X軸</b>
</td>
<td>
<ul>
<li><b>最小</b> 動作できる下限を設定できます。</li>
<li><b>最大</b> 動作できる上限を設定できます。</li>
<li><b>反転</b> 動作を反転させます。</li>
</ul>
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<b>垂直/Y軸</b>
</td>
<td>
<ul>
<li><b>最小</b> 動作できる下限を設定できます。</li>
<li><b>最大</b> 動作できる上限を設定できます。</li>
<li><b>反転</b> 動作を反転させます。</li>
</ul>
</td>
</tr>
</table>
<br>
<b>3.Presetsタブ</b>
<p>XYウィジェット上にプリセットボタンを表示することができます。表示させたボタンはソロフレーム内と同様に排他的に動作します。</p>
<table border="1" class="qlcTable">
<tr>
<td><b>Presets list</b></td>
<td>プリセットの一覧です。</td>
</tr>
<tr>
<td><IMG SRC="qrc:/xypad.png" ALIGN="absmiddle"> Add position</td>
<td>
下に表示されているXY平面のハンドルを動かして、お好みの位置に調整した後、このアイコンをクリックして、新しいプリセットを追加してください。
作成したプリセット名はデフォルトで座標を名前にして登録されます。</td>
</tr>
<tr>
<td><IMG SRC="qrc:/efx.png" ALIGN="absmiddle"> Add EFX</td>
<td>
クリックすると<a href="selectfunction.html">ファンクション選択画面</a>が表示され作成済みのEFXを選択できます。<br>
OKをクリックすると左の一覧に追加されます。
デフォルトでは、EFX名がそのまま一覧に表示されます。</td>
</tr>
<tr>
<td><IMG SRC="qrc:/scene.png" ALIGN="absmiddle"> Add Scene</td>
<td>
クリックすると<a href="selectfunction.html">ファンクション選択画面</a>が表示され作成済みのシーンを選択できます。<br>
OKをクリックすると左の一覧に追加されます。
デフォルトでは、シーン名がそのまま一覧に表示されます。<br>
※ 選択したシーンにPan,Tiltのいずれかのチャンネルの操作が含まれていない場合は追加しようとするとエラーが表示されます。
</td>
</tr>
<tr>
<td><IMG SRC="qrc:/group.png" ALIGN="absmiddle">Add Fixture Group</td>
<td>
<a href="selectfixture.html">フィクスチャー選択画面</a>が表示されます、グループとして登録したい複数のフィクスチャーを選択し、OKをクリックすると機器グループが作成されます。<br>
機器グループを設定すると、XYウィジェット上に機器グループボタンが表示され、XYウィジェットで捜査対象とするフィクスチャーを本番モード中に変更することができます。<br>
<b>※</b> フィクスチャーグループはEFXやシーン再生時には影響せず、XY平面の操作のみ影響します。
</td>
</tr>
<tr>
<td><IMG SRC="qrc:/edit_remove.png" ALIGN="absmiddle"> 削除</td>
<td>
プリセットを削除します。</td>
</tr>
<tr>
<td>Preset name</td>
<td>
一覧、ボタンに表示されるプリセット名を変更できます。</td>
</tr>
<tr>
<td>外部入力</td>
<td>
現在選択されているプリセットの再生を外部入力でコントロールすることができます。</td>
</tr>
<tr>
<td>キーボードショートカット</td>
<td>
現在選択されているプリセットの再生をキーボードショートカットでコントロールすることができます。</td>
</tr>
</table>
</p></p></p>
</BODY>
</html>
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