1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470
|
Unicode 変換用拡張モジュール
version 0.6.1
吉田正人
- 概要
本モジュールは,ISO/IEC 10646 (Unicode) 文字列と 日本語文字
列との相互変換のための拡張モジュールです。
サポートしている エンコーディングは UCS-4, UTF-16, UTF-8,
EUC-JP, CP932 (Windows で使われている Shift_JIS の変種) です。
自動的にエンコーディングを認識する機能はありません。
バージョン 0.6.0 で extconf.rb のデフォルトオプションが変更さ
れています。また,動作変更変数がスレッドローカルになったの
で,マルチスレッド環境では以前とは動作が異なることがあります。
- インストール
Ruby-1.8 以降でしか動作確認されていません。Ruby-1.8.7,
1.9.2 での使用をおすすめします。
適当なディレクトリに uconv のソースを展開してください。
gzip -dc < uconv-version.tar.gz | tar xvf -
cd uconv
EUC-JP,CP932 用変換テーブルを持っているため,かなり大きいモ
ジュールになります。もし,EUC-JP または CP932 のどちらかしか
使わない場合は extconf.rb の --disable-euc か --disable-sjis
オプションを使うとサイズを小さくできます。
Windows の場合,--enable-win32api を指定すると CP932 の変換に
Win32 API を使うので,モジュールを小さくできます。
後は通常のモジュールインストールを行ってください。動的リン
クに対応している場合は以下の通りです。
ruby extconf.rb
make
make install
gem を使ってい以下のようにインストールする事もできます。
gem build uconv.gemspac
gem install uconv -- --enable-compat-win32api
-- extconf.rb オプション
* --enable-euc [default]
--disable-euc
EUC-JP サポートを有効化/無効化します。
EUC-JP サポート無効化すると eucto*/*toeuc メソッドな
どが使えなくなります。
* --enable-sjis [default]
--disable-sjis
Shift_JIS サポートを有効化/無効化します。
Shift_JIS サポート無効化すると sjisto*/*tosjis メソッ
ドなどが使えなくなります。
* --enable-win32api
--disable-win32api [default]
Shift_JIS 変換に Win32 API を使うかどうか指定します。
指定できるのは Windows プラットフォームのみです。
Shift_JIS 変換テーブルが不要になるのでモジュールサイ
ズが小さくなります。
* --enable-fullwidth-reverse-solidus [default]
--disable-fullwidth-reverse-solidus
EUC-JP 変換の際,全角の逆スラッシュ(0xa1c0)を
U+005c (REVERSE SOLIDUS) に変換するか,
U+2140 (FULLWIDTH REVERSE SOLIDUS) に変換するかを
指定します。
バージョン 0.6.0 でデフォルト値が enable (U+2140 に変
換) に変更されました。
* --enable-compat-win32api [default]
--disable-compat-win32api
Shift_JIS 変換の際,Win32 API の変換との互換性を高め
るかどうか指定します。
バージョン 0.6.0 でデフォルト値が enable に変更されま
した。
* --enable-thread-local [default]
--disable-thread-local
動作変更変数をスレッドローカルにするか,グローバルに
するか指定します。
disable を指定するとバージョン 0.6.0 以前と互換動作に
なります。
* --enable-utf-32 [default]
--disable-utf-32
UTF-32 に対応するかどうか指定します。
enable ではコード値が U+10FFFF までに制限され,それ以
上の文字は不正になります。
disable を指定するとバージョン 0.6.0 以前と同様,
UCS4/UTF-8 で 31 ビット値を使うことができます。
- 使い方
Ruby の make 時に静的にリンクしていない場合は,
require "uconv"
としてから使用してください。
- モジュール関数
u16swap (u2swap),u4swap 以外は UTF-16, UTF-32 文字列はリト
ルエンディアンでなくてはなりません。
以前 UCS-2 を扱っていた関数は UTF-16 を扱うように変更され
ました。
関数によってはすべての ZERO WIDTH NO-BREAK SPACE (U+FEFF) を
BYTE ORDER MARK (BOM) とみなして削除してしまいます。
| 変換先
| EUC-JP CP932 UTF-8 UTF-16 UTF-32
---------+------------------------------------------------
EUC-JP| \ - euctou8 euctou16 -
変 CP932 | - \ sjistou8 sjistou16 -
換 UTF-8 | u8toeuc u8tosjis \ u8tou16 u8tou4
元 UTF-16| u16toeuc u16tosjis u16tou8 u16swap u16tou4
USC-4 | - - u4tou8 u4tou16 u4swap
utf16 = Uconv.u16swap(utf16)
ucs2 = Uconv.u2swap(ucs2)
utf16 = Uconv.u16swap!(utf16)
ucs2 = Uconv.u2swap!(ucs2)
UTF-16 文字列をバイトスワップします。リトルエンディアン
の場合はビッグエンディアンに変換されます。
! の付いた関数は引き数の文字列を直接変更します。
ucs4 = Uconv.u4swap(ucs4)
ucs4 = Uconv.u4swap!(ucs4)
UCS-4 文字列をバイトスワップします。1234 というバイトオー
ダが 4321 に変換されます
! の付いた関数は引き数の文字列を直接変更します。
utf16 = Uconv.u8tou16(utf8)
ucs2 = Uconv.u8tou2(utf8)
UTF-8 文字列を UTF-16 文字列に変換します。不正な UTF-8
シーケンスは例外が発生します。UTF-16 で表現できる文字
(U-00000000 〜 U-0010FFFF) 以外の文字が入っていると例外
が発生します。
utf8 = Uconv.u16tou8(utf16)
utf8 = Uconv.u2tou8(ucs2)
UTF-16 文字列を UTF-8 文字列に変換します。デフォルトでは
ZWNBSP (U+FEFF) は削除されます。不正なサロゲート・ペアは
例外が発生します。
utf8 = Uconv.u4tou8(ucs4)
UCS-4 文字列を UTF-8 文字列に変換します。デフォルトでは
ZWNBSP (U+FEFF) は削除されます。
ucs4 = Uconv.u8tou4(utf8)
UTF-8 文字列を UCS-4 文字列に変換します。不正な UTF-8
シーケンスは例外が発生します。
utf16 = Uconv.u4tou16(ucs4)
UCS-4 文字列を UTF-16 文字列に変換します。UTF-16 で表現
できる文字 (U-00000000 〜 U-0010FFFF) 以外の文字が入って
いると例外が発生します。
ucs4 = Uconv.u16tou4(utf16)
UTF-16 文字列を UCS-4 文字列に変換します。不正なサロゲー
ト・ペアは例外が発生します。
euc = Uconv.u16toeuc(utf16)
euc = Uconv.u2toeuc(ucs2)
UTF-16 文字列を EUC-JP 文字列に変換します。変換できない文
字は Uconv.unknown_unicode_handler が未定義の場合,'?'
になります。
utf16 = Uconv.euctou16(euc)
ucs2 = Uconv.euctou2(euc)
EUC-JP 文字列を UTF-16 文字列に変換します。
euc = Uconv.u8toeuc(utf8)
UTF-8 文字列を EUC-JP 文字列に変換します。
u16toeuc(u8tou16(utf8)) と同等です。
utf8 = Uconv.euctou8(euc)
EUC-JP 文字列を UTF-8 文字列に変換します。
u16tou8(euctou16(euc)) と同等です。
sjis = Uconv.u16tosjis(utf16)
sjis = Uconv.u2tosjis(ucs2)
UTF-16 文字列を CP932 文字列に変換します。変換できない文
字は Uconv.unknown_unicode_handler が未定義の場合,'?'
になります。
utf16 = Uconv.sjistou16(sjis)
ucs2 = Uconv.sjistou2(sjis)
CP932 文字列を UTF-16 文字列に変換します。
sjis = Uconv.u8tosjis(utf8)
UTF-8 文字列を CP932 文字列に変換します。
u16tosjis(u8tou16(utf8)) と同等です。
utf8 = Uconv.sjistou8(sjis)
CP932 文字列を UTF-8 文字列に変換します。
u16tou8(sjistou16(sjis)) と同等です。
Uconv.unknown_unicode_euc_handler = proc_obj
UTF-16 または UTF-8 から EUC-JP に変換するとき,変換でき
ない UCS 文字 があった場合に呼び出される Proc オブジェク
トを指定します。
proc_obj = proc {|unicode| euc_str }
Proc オブジェクトには引数として Unocode の文字コードが整
数で渡されます。戻値として文字列を返してください。初期状
態では未定義 (nil) です。
バージョン 0.6.0 以降で利用できます。
モジュール関数形式のハンドラより優先されます。この変数に
nil 以外の値が設定されている場合,モジュール関数形式のハ
ンドラ unknown_unicode_euc_handler は呼び出されません。
この変数はスレッドローカルです。
Uconv.unknown_unicode_sjis_handler = proc_obj
UTF-16 または UTF-8 から CP932 に変換するとき,変換できな
い UCS 文字 があった場合に呼び出される Proc オブジェクト
を指定します。
proc_obj = proc {|unicode| sjis_str }
Proc オブジェクトには引数として Unocode の文字コードが整
数で渡されます。戻値として文字列を返してください。初期状
態では未定義 (nil) です。
バージョン 0.6.0 以降で利用できます。
モジュール関数形式のハンドラより優先されます。この変数に
nil 以外の値が設定されている場合,モジュール関数形式のハ
ンドラ unknown_unicode_sjis_handler は呼び出されません。
この変数はスレッドローカルです。
Uconv.unknown_euc_handler = proc_obj
EUC-JP から UTF-16 または UTF-8 に変換するときに,JIS X
0208,JIS X 0212 で未定義の文字があった場合に呼び出される
Proc オブジェクトを指定します。
proc_obj = proc {|euc_str| unicode }
Proc オブジェクトには引き数として,1 バイトから 3 バイトの
EUC-JP の文字列が渡されます。戻値として Unicode 整数値を
返してください。
extconf.rb での --{enable|disable}-utf-32 の指定にかかわらず,
Unicode 範囲外の値を返すと例外になります。
初期状態では未定義です。
バージョン 0.6.0 以降で利用できます。
モジュール関数形式のハンドラより優先されます。この変数に
nil 以外の値が設定されている場合,モジュール関数形式のハ
ンドラ unknown_unicode_euc_handler は呼び出されません。
この変数はスレッドローカルです。
Uconv.unknown_sjis_handler = proc_obj
CP932 から UTF-16 または UTF-8 に変換するときに,CP932
で未定義の文字があった場合に呼び出される Proc オブジェクトを指定します。
proc_obj = proc {|sjis_str| unicode }
Proc オブジェクトには引き数として,1 バイトまたは 2 バイ
トの CP932 の文字列が渡されます。戻値として Unicode 整数
値を返してください。
extconf.rb での --{enable|disable}-utf-32 の指定にかかわらず,
Unicode 範囲外の値を返すと例外になります。
初期状態では未定義です。
バージョン 0.6.0 以降で利用できます。
モジュール関数形式のハンドラより優先されます。この変数に
nil 以外の値が設定されている場合,モジュール関数形式のハ
ンドラ unknown_unicode_euc_handler は呼び出されません。
この変数はスレッドローカルです。
Uconv.euc_hook = proc_obj
EUC-JP から UTF-16 または UTF-8 に変換するときに,一文字毎に呼び出される
Proc オブジェクトを指定します。変換テーブルのカスタマイズを行うことができます。
proc_obj = proc {|euc_str| unicode }
Proc オブジェクトには引き数として,1 バイトから 3 バイトの
EUC-JP の文字列が渡されます。戻値として nil または Unicode 整数値を
返してください。nil を返した場合は通常の変換テーブルが参照されます。
extconf.rb での --{enable|disable}-utf-32 の指定にかかわらず,
Unicode 範囲外の値を返すと例外になります。
初期状態では未定義です。
Uconv.sjis_hook = proc_obj
Uconv.unicode_euc_hook = proc_obj
Uconv.unicode_sjis_hook = proc_obj
euc = Uconv.unknown_unicode_handler(unicode)
** deprecated **
euc = Uconv.unknown_unicode_euc_handler(unicode)
UTF-16 または UTF-8 から EUC-JP に変換する
とき,変換できない UCS 文字 があった場合に呼び出されるハ
ンドラです。引数として Unocode の文字コードが整数で渡さ
れます。戻値として文字列を返して下さい。初期状態では未定
義です。
sjis = Uconv.unknown_unicode_sjis_handler(unicode)
UTF-16 または UTF-8 から CP932 に変換する
とき,変換できない UCS 文字 があった場合に呼び出されるハ
ンドラです。引数として Unocode の文字コードが整数で渡さ
れます。戻値として文字列を返して下さい。初期状態では未定
義です。
unicode = Uconv.unknown_euc_handler(euc)
EUC-JP から UTF-16 または UTF-8 に変換するときに,JIS X
0208,JIS X 0212 で未定義の文字があった場合に呼び出される
ハンドラです。引き数として,1 バイトから 3 バイトの
EUC-JP の文字列が渡されます。戻値として Unicode 整数値を
返してください。初期状態では未定義です。
unicode = Uconv.unknown_sjis_handler(sjis)
CP932 から UTF-16 または UTF-8 に変換するときに,CP932
で未定義の文字があった場合に呼び出されるハンドラです。引
き数として,1 バイトまたは 2 バイトの CP932 の文字列が渡
されます。戻値として Unicode 整数値を返してください。初
期状態では未定義です。
unicode = Uconv.euc_hook(euc)
EUC-JP から UTF-16 または UTF-8 に変換するときに,一文字毎に呼び出される
フックです。変換テーブルのカスタマイズを行うことができます。
引き数として,1 バイトから 3 バイトの
EUC-JP の文字列が渡されます。戻値として nil または Unicode 整数値を
返してください。nil を返した場合は通常の変換テーブルが参照されます。
初期状態では未定義です。
unicode = Uconv.sjis_hook(sjis)
CP932 から UTF-16 または UTF-8 に変換するときに,一文字毎に呼び出される
フックです。変換テーブルのカスタマイズを行うことができます。
引き数として,1 バイトまたは 2 バイトの
CP932 の文字列が渡されます。戻値として nil または Unicode 整数値を
返してください。nil を返した場合は通常の変換テーブルが参照されます。
初期状態では未定義です。
euc = Uconv.unicode_euc_hook(unicode)
UTF-16 または UTF-8 から EUC-JP に変換する
とき,一文字毎に呼び出される
フックです。変換テーブルのカスタマイズを行うことができます。
引数として Unocode の文字コードが整数で渡さ
れます。戻値として nil または文字列を返して下さい。
nil を返した場合は通常の変換テーブルが参照されます。初期状態では未定
義です。
sjis = Uconv.unicode_sjis_hook(unicode)
UTF-16 または UTF-8 から CP932 に変換する
とき,一文字毎に呼び出される
フックです。変換テーブルのカスタマイズを行うことができます。
引数として Unocode の文字コードが整数で渡さ
れます。戻値として nil または文字列を返して下さい。
nil を返した場合は通常の変換テーブルが参照されます。初期状態では未定
義です。
flag = Uconv::eliminate_zwnbsp
Uconv::eliminate_zwnbsp = flag
ZWNBSP 文字 (U+FEFF) 削除フラグの参照,変更を行います。flag は
true か false を指定して下さい。初期値は true です。
true の場合,u4tou8, u16tou8 関数で ZWNBSP 文字が削除さ
れます。false の場合は ZWNBSP 文字は保存されます。
バージョン 0.6.0 以降はスレッドローカルです。
flag = Uconv::shortest
Uconv::shortest = flag
最短形式フラグの参照,変更を行います。flag は true か
false を指定して下さい。初期値は true です。true の場合,
u8to* 関数で UTF-8 文字列が最短形式でない時に例外が発生
します。
バージョン 0.6.0 以降はスレッドローカルです。
char = Uconv::replace_invalid
Uconv::replace_invalid(char)
UTF-8, UTF-16, UCS-4 文字列を変換するとき,不正なバイト
列があった場合の置換文字を参照,指定します。nil または 0 を指定し
た場合,不正なバイト列を変換しようとすると例外が発生しま
す。nil または 0 以外の整数が指定された場合,不正なバイト列の代わ
りに指定された Unicode コードポイントの文字を挿入します。初期値は
nil です。
extconf.rb での --{enable|disable}-utf-32 の指定にかかわらず,
Unicode 範囲外の値を設定すると例外になります。
バージョン 0.6.0 以降はスレッドローカルです。
- 注意
以前のバージョンでは Windows の Unicode ファイルとの互換性を
考慮して,Unicode Inc. の変換テーブルに一部手を加えたものを
使っていましたが,version 0.4 では CP932 変換テーブルを別に
用意したので,EUC-JP 変換テーブルは Unicode Inc. の変換テー
ブルのままとしました。
以前のバージョンでは WAVE DASH [U+301C] と FULL WIDTH TILDE
[U+FF5E] を EUC-JP に変換する際,両方とも '〜' (EUC-JP:
A1C1) にしていましたが,version 0.4 では FULL WIDTH TILDE は
未定義文字になります。逆に EUC-JP の '〜' を UCS-2 または
UTF-8 に変換する場合は U+FF5E に変換していましたが,U+301C
に変換するようになりました。
CP932 変換テーブルを使う場合は WAVE DASH は未定義文字,
FULL WIDTH TILDE と '〜' (CP932: 8160) は相互変換します。
--enable-win32api を指定した場合,UCS -> CP932 の変換結果がテー
ブルを使った場合と異なる結果になることがあります。
バージョン 0.6.0 で --enable-fullwidth-reverse-solidus
および --enable-compat-win32api がデフォルトに変更されました。
バージョン 0.6.0 で動作変更変数がスレッドローカルになったた
め,マルチスレッド環境では以前とは動作が異なる場合があります。
- 権利
本拡張モジュールの著作権は吉田正人が保持します。
本拡張モジュールは,Ruby 本体のライセンスにしたがって利用す
ることができます。
- 作者
吉田正人 <yoshidam@yoshidam.net>
- 履歴
Aug 15, 2011 version 0.6.0 動作変更変数をグローバルからスレッドローカルに
変更
各種フックをスレッドローカルに指定できるようにした
--enable-fullwidth-reverse-solidus をデフォルトに
変更
Jan 3, 2010 version 0.5.3 Ruby 1.9.1
Aug 23, 2004 version 0.5.2 pre-conversion hook for Win32
Aug 19, 2004 version 0.5.1 u2s, s2u, shift_jis-2004
Aug 16, 2004 version 0.5.0 pre-conversion hook, euc-jis-2004, eucjp-open
Jul 18, 2004 version 0.4.13 配列の範囲チェックを修正
Mar 12, 2003 version 0.4.12 for ruby 1.8.0
Oct 3, 2002 version 0.4.11 --enable-compat-win32api 追加
(CP932 テーブルを Win32API 互換にする)
Sep 4, 2002 version 0.4.10 メモリリークの修正
Feb 10, 2002 version 0.4.9 replace_invalid 追加
Dec 10, 2001 version 0.4.8 汚染状態の感染に対応
Nov 23, 2001 version 0.4.7 non-shortest form UTF-8 をチェック
Exception を Uconv::Error に変更
Mar 4, 2001 version 0.4.6 s2u_conv2 を修正
USE_WIN32API 追加
Jan 30, 2001 version 0.4.5 u2s_conv2 を修正
USC/CP932 変換テーブルを変更
Apr 18, 2000 version 0.4.4 SJIS から UCS の変換バグを修正
Mar 11, 2000 version 0.4.3 non-constant initializers の削除
Nov 23, 1999 version 0.4.2 eliminate_zwnbsp フラグ追加
ustring ライブラリを最新版に差し替え
若干の高速化
Nov 19, 1999 version 0.4.1 addUString のバグフィックス
Nov 5, 1999 version 0.4.0 CP932 対応
Mar 29, 1999 version 0.3.1 GC に害がある様なので xmalloc の使用をやめた
Feb 22, 1999 version 0.3.0 UCS-4,UTF-16 サポート
Jan 13, 1999 version 0.2.2 補助漢字サポート
Aug 15, 1998 version 0.2.1 英語版 README ファイル追加
Jul 24, 1998 version 0.2 変換できない文字があったときにハン
ドラを呼び出すように変更
メモリ管理方法を変更
Jul 8, 1998 version 0.1 リリース
|